ハ ウ リ ン キ ャ ッ ツ

 五線譜という名の線路を辿り、きみと奇跡を探しに行こう。

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緑の家同盟(第Ⅰ章)

難読小説であるバルガス=リョサの『緑の家』を読み始めたはいいものの、時空や会話が入り混じり、めまぐるしいこの小説に恐れをなして「ばるがすりょさ、みんなでよんだら、こわくない(゚∀゚)」と、たまたま同じ小説を読んでいたひとと「緑の家同盟」を組むことに。

そもそもがこの『緑の家』をふつうに読もうとしたらだめなのだ。一般的な小説がそびえる樹木だとしたら、『緑の家』は星空だ。樹木に吸い上げられる水は順序どおり根を行き、樹皮を行き、やがて末端の葉っぱにたどり着いて終わるという道筋を想像できるだろうが、星空を前にして人ができることは、星をつなぎ、そこに自分で大きな物語を見いだすことだ。この小説を前にして、地図を作るのは自分自身である。ふつうの小説を読むような面白みはそこにはないのかもしれない。でも、自分でペンを持ち、ストーリー表と登場人物一覧を作成しながら、物語を探す「経験」そのものこそリョサが私たちに与えてくれた、あるひとつの純粋な形での「本を読むよろこび」なのかもしれないと私は思う。

以下には私がリョサと濃密に付き合った時間の記録を残す。ひとりでも多くの人間が、普通とは違うかたちの読書体験に触れることができればいいと思う。『緑の家』を読んでみよう……と恐る恐る本を買い「なんだかわからない」とインターネットで検索してみた人たちの全てが、私の仲間、緑の家同盟の一員である。

辺境のなかの辺境ブログと自負するハウリンキャッツにおいても、あまりにコアな話題かと思うので、ブログ内の時間をいじり、最新記事として上がらない設定にした。これを書いている正確な時間は、2011年4月30日である。読んでいるテクストは岩波文庫版『緑の家』上下巻、訳者は木村榮一氏。以下のストーリー表のページ数はこのテクストに依る。また、登場人物は出てきた順に記載している。
インターネットで『緑の家』の相関図・ストーリー表・登場人物一覧を探すと、読み終わった人による整然としたネタバレを含むものしか出てこない。もちろん、それはそれでいい。役に立つと思う。でも、私にはそんなものは作れない。読み進めながら、表をコリコリと手書きで書いた、いちばん最初の「地図」、まさにそのままを、ただ清書して書いて行くだけである。だいたい現時点でまだ上巻しか読み終わっていない、完全な現在進行形だ。だから、ネタばれは一切ないが、そのぶん思い違い、読んでも内容がよくわからなかった部分が頻出する。もしもよかったら同盟の諸君にはコメント欄において、その間違いの手直し、不備の補足などをお願いできたらと思う。素直に告白すると、時系列がいまだに私はよくわかっていない。

以下、第Ⅰ章の「地図」である。ストーリーを追って、場面が変わるたびに場所・登場人物・物語の内容を記している。太字で記載したものは私自身の補足や疑問である。ひどく稚拙でわかりにくい部分も多いと思うが、苦渋のあとをご覧になって頂ければと思う。なお、以下のストーリー表は『緑の家』を読んでいなくては全く意味不明なうえ、読み進めていったままの状態なので、重要事項等がすっぽり抜けている可能性もあるのでご勘弁。この時点では、まだストーリーは混沌とした状態で、登場人物のつながりは多少見えるものの、なにがどうなるのかさっぱり意味不明だ。



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