ハ ウ リ ン キ ャ ッ ツ

 五線譜という名の線路を辿り、きみと奇跡を探しに行こう。

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宝塚歌劇宙組公演「逆転裁判 -蘇る真実-」


もともとゲームソフト「逆転裁判」の大ファンで、シリーズは全部攻略した揚句に2度3度と繰り返してやっています。それというのもこのゲームに出てくる検事「御剣怜侍」がかっこよくて……。大好きなんです。今回、宝塚で舞台化と聞いて、いろいろ不安だったり期待したりでこれは行かねば! と行ってきました。最初はね、宝塚で舞台化はないだろう、ひどいことになるぞ、と思っていたのですが、もしも逆転裁判をドラマ化したら御剣さん役は及川光博でいいかな、と自分で考えていたことを思い出し、ハッと気づきました。もしかしたら宝塚のほうがいいかもしれない。もう、現実感とかないほうがむしろうまくいくかも。だってそもそもそういうゲームだし。御剣さん、検事なのに宝塚や及川光博風のひらひらのお衣装だし。

で、行ってきました。会場にはさすがに「逆転裁判好きで見に来ました」って人は少なそうで、やっぱり「ふだんから宝塚宙組好きなんで」って人のほうが多そうだ。私は公演プログラムには目もくれずキャーキャー言いながら会場の隅にあった



今年5月に発売の逆転裁判新作「逆転検事」のポスターを写真に撮る。この作品、スピンオフのようなものでついに御剣検事が主人公なのです!

ホール内に入って、席はまたもマーシー側……。友人に「マーシー側でよかったじゃん」と言われたが、もういいよ、宝塚でマーシー側は……。でも、ステージに下ろされている幕が



ちゃんと逆転裁判シリーズのロゴで嬉しい!

ゲームをやっていない人にはぜんぜんわからないのだろうけれど、ゲームの中で使われていた音楽がそのままミュージカル中に入ってきたりもしていて、公演前の「まもなく始まります」のときにバックで流れていた音楽もゲームのオープニング・テーマ。私が強力に勧めたので逆転裁判シリーズを一通りやっている友人がとなりで「Aボタン! Aボタン押してゲーム始めなきゃ!」って呟いてたのがおかしかった。幕が開いてすぐ、ゲーム画面っぽい後ろのスクリーンに登場人物紹介が流れたりして、これがけっこうゲームとうまく融合してるんだ。もともとリアリティのない話で大げさなアクションとか多いんだけど、宝塚でしっくりくるとは思わなかったな。

なにしろ宝塚なのでね、話の内容はラブロマンスなどを加えて変わってるところもあるんだけれど、物語自体はDS版逆転裁判の一話を改変して縮めた感じ。恋とライバルと……というのは宝塚のお得意のパターンで、そこらをうまく強調した脚本だね。真実を見つめる弁護士・ナルホド君が青のスーツ、どんな手を使っても被告を有罪にする鬼検事・ミツさんが赤のスーツ、と色で対応するようになってるのはゲームでも同じ、でもとにかく解り易くていいと思う。
たぶんみんな出演者の方々はそれなりにゲームをやってると思う。特に主役の蘭寿とむさん(蘭とむさん、という愛称らしい。……ラントムって言うと、なんかガンダムに出てくる大量生産のロボットみたいだよね……)はおそらくかなりやりこんでるぞ、ゲーム。ひとつひとつの動作がゲームの主人公のナルホドくんそっくり。「異議あり!」って叫ぶときの手とか、ほんとよく研究したね! って思った。あとは、髪の毛のトンガリ具合がやや足りないだけだ! 御剣さん役の人も大健闘だよ。かっこいいです。歌って踊れる御剣検事が見られるなんて素敵だ。ほかのキャラも、それぞれちゃんとゲームの中で使われていた癖などを踏襲してて、ゲームをやってる私はにやりとしてしまった。だってヤハリ君がちゃんと袖をぶらぶらさせてたんだもん!(凄くマニアックな見どころ)こういうところ、宝塚の役者さんたちってまじめで偉いと思う。群舞のシーンもそれぞれ個性が出てて楽しい。イトノコさんとかさ、マヨイちゃんもカワイイし。
ちなみに舞台はアメリカなので、主人公たちの名前はナルホド君→フェニックス・ライト、ミツさん→マイルズ・エッジワース、とかになってるんだけど。逆転裁判は英語版があるので、英語版の名前を使ったようですね。まあ、シリアスな恋愛のシーンをやるときに「ナルホド君」じゃね。この新たに付け加えられた恋愛のシーンはもうこてこてに宝塚! なんだけれど、ゲームとして元々存在してたシナリオの中に無理にこの恋愛シーンを突っ込まないで、ゲームのシナリオ場面ではゲームで流れてた音楽をちゃんと使って、住み分けのようなものがわりにきちんとされていたので成功したのじゃないかな。過去回想のシーンではゲームでも使われていたイラストがそのまま使われたりしていた(ゲームにはない設定のせいでイラストが1枚増えていたのが逆転裁判シリーズのファンとしてはお得感があって嬉しかった。あれ、今回のためにわざわざ書き下ろしたんだな)。

原作でも回りくどく荘厳な言葉遣いの御剣検事、宝塚の舞台に立つと案外しっくりくるんだけど、ラスト近くでナルホドくんに「何で普通にしゃべれないんだ?」と突っ込まれていておかしかった。いや、それ言っちゃったら、御剣さんも宝塚もだめじゃん!

ぜひとも2をやってほしい。もう「ベルサイユのばら」みたいに宝塚の当たり公演にすればいい! すぐスピンオフを作ろう! 次回は主役・御剣バージョンをお願いしたい! この場合のカップルは御剣×オバチャンで行こう。これはもちろんトノサマンのシナリオを下敷きにした物語で(単にトノサマンを立体で見たいだけだ)。そのあとは主役・イトノコ刑事でまさかの「イトノコ×狩魔冥」! 

カーテンコールの後でキャストが全員出て来て「みんなもやりたいでしょ?」と客席巻き込んでみんなで「異議あり!」をやったのが嬉しかった。そういえばゲームもいつもそういう風に終わるんだ。宝塚、初めて心から面白いと思いました。
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