FC2ブログ

 ハ ウ リ ン キ ャ ッ ツ

 ロックンロールであそぼ。

2011/01/15・柏PALOOZA「ツアー2010-2011 ウンボボ月へ行く」

新年さいしょのライブはもちろんザ・クロマニヨンズだ! 相変わらずどうでもいいことをつらつら書くから、ライブレポートが欲しくて悶えてる人は折り返しから読むといいよ!

柏PALOOZA、一度も行ったことがなく、とりあえずネットで調べたら「すごく小さいライブハウスらしい」「ロッカーは外らしい」「駅からは近いらしい」なんて「らしい」だらけの知識ばかりが不自然に身について、なんだか落ち着かない気分。ええい、実際に目で見て確認してやるわ! と柏の駅に降り立った午後3時、柏PALOOZAは駅から近くて、神社やレコード屋の側にある、すごくいいロケーションの、確かに小さいライブハウスだった。でも、コインロッカーは小さすぎだな。友人を迎えに駅まで戻る途中で、柏神社に詣でた。あぁ、こういうのって、柄じゃねえ、柄じゃねえのよ。だけど欲張りだから願いはたくさんあるんだよ。どうかクロマニヨンズの皆さんが、今年も元気でありますように。クロマニヨンズを好きな皆さんが、今年も元気で幸せでありますように。今日のライブが最高に楽しくありますように。そして、今日センター試験受けているあいつらが、ぜひとも合格しますように。……そんで、私は人よりちょっと幸せでありますように。なんて都合のいいことをむにゃむにゃ呟いておいたんだ。だからさ、みんな、今年ももちろん、大丈夫だ。大丈夫なんだよ、そうだろう?

柏の駅で落ち合った友人はふだん海外に在住していて、今回はこのクロマニヨンズ・ライブがメインイベントで帰国。けっこう長い友人で、共通点はろくでもない文章をたくさん書くところ。彼女と一緒に行った場所はたくさんあるけれど、忘れられないのは「夏の庭」。3年前くらいの夏、私と彼女は同じ家に住んでいたのだよ。その頃、たぶんお互いに行き詰っていたのだな。日本と海外と、たくさんのメールのやり取りの中で「どっか遠くに行きたいねえ」「そうだねえ、避暑に行きたいねえ」って、その次の瞬間から私と彼女は「夏の庭」の住人だった。バカにする人や、意味がわからない人もいるかもしれないな、私たちの「夏の庭」はね、私と彼女がやり取りするメールの中に作られた物語だったんだ。でも、私と彼女にとってそれは本物だった。繰り返されるメールの中で、ふたりで住んでいる家や、庭に咲く花や、縁側での夕涼みの計画が交され、私がふたり分の浴衣を注文したよってメールに書いたら、その1週間後くらいに彼女から「きみの留守中に浴衣が届いたよ、お揃いの金魚の柄だったんだね」ってちゃんとメールが届いた。それは私にとって、言葉というものの力の大きさや、物語のリアリティを感じさせる体験だった。甘い共有幻想が、役に立つときもあるのだ。人は必ず何かの幻想の中で生きているのだもの。

いまだに彼女に会うと一緒に住んでいた「夏の庭」のことを思い出す。それで、クロマニヨンズのライブも「夏の庭」みたいだよな、と思う。私たちが見ているステージの上の彼らはたぶん、作られた「幻想」に近いのだと思う。でも、それを見て、それが好きなみんなでキャッキャとはしゃぐのは楽しいし、私たちは彼らを共有して、とても幸福だ。彼らも私たちの「夏の庭」だ。そこにはいつでも光が満ちて、眩い。


駅で無事に落ち合った友人とライブハウスまで歩いて、ブチさんとbambiさんに会う。同じライブに行くことがわかっていたので、ぜひ会おうね、と言っていたのだ。みんなわくわくがおさまらなかったのか、やたら集合時間が早すぎたことにやっと気付いて、ちょっと落ちついてお茶でも飲みましょう、ということに。話すのはやっぱり「ライブ楽しみだね」とか「今日はどこで観ようか迷うなあ、コビー側かな? ヒロト前で後ろめにしようかな?」(当然ながら、この話に私は入れてもらえない)とか「きょうのライブハウスが小さくてマーシーに手が届くようなところだったら、マーシーの靴をキュッキュと磨いてピカピカにしてやりたい」(私が力説したのだけど、みんなの賛同は得られなかった)とか。ツィッターをやっているブチさんが「ハウリンキャッツ読んでる人が仲間にいるんだよ!」ってその人のツイートを見せてくれた。ブックマークしているって書いてくれていた。嬉しかった。読んでくれて、ほんとにどうもありがとう! 
時間を見てライブハウス前に戻ったら、クロークが開いていて、荷物を預けたりTシャツを買ったり。ここでお馴染みの顔も何人か見かけて、短い時間で善戦を誓い合ったよ!

ライブハウス前が狭くて、整理番号100番以降はいったんはけて下さい、と係員のお兄さんから指示があり「じゃあ私たちは向こうで待つから」ってブチさんが手を振る。……ん? 今回の柏のチケット、ブチさんに譲ってもらったんだ。そのブチさんが100番以降で、私は100番以内で。とっさに彼女の手をつかんだ。「きみさ、私にいい番号のチケットをくれたの?」彼女は笑ったね。笑ってこう言ったよ。「いいんだよ、そんなことはどうでも」くそっ、かっこいい。抜群にかっこいいじゃねえか、惚 れ た ぜ ! やさしいぜ、人間って。あとで私の友人がブチさんにお礼を言ったら「遠くからライブに来ると聞いたから」ってさらっと言ったらしいけど、あなたも遠くから来ているでしょうに。ああ、これさ、名前出して書くべきかすごく迷ったんだけど、でも、悪行に比べて照れとか日本人独特の謙遜のせいでいまいち表に出ない優しさや親切というのは、隠さずにもっともっと書かれるべきだ、と思うから書いたよ。ブチさん照れ臭いかもしれないけどさ、あの一言は、痛烈にカッコよかったぜぇ。私もあんなふうになりたいなあ、と思ったよ。優しさをたくさんもらってしまった。ほんとうにありがとう。

さて駆け込んだ柏PALOOZA、とにかくステージの横幅が狭ッ、という印象。毎度のことながらマーシー側3列目あたりにつけて、開演を待つ。開演までに「まだ人が入りますので詰めて下さい」と、もうモッシュあり。人波に押されて、もう一回祈ったよ。真剣に祈ったね。

この私たちの「夏の庭」で、あいつもあいつもあいつもあの人もあの人も、みんな今夜も楽しく笑えますように。



続きを読む »

 | HOME | 

Calendar

« | 2011-01 | »
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

Monthly

Categories

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Appendix

ましま にあ

ましま にあ

Hey ho,let's go!

ましまにあと直接連絡を取りたい方は
mashimania(´・ω・`)hotmail.co.jp
(´・ω・`)を@に進化させて下さい!