ハ ウ リ ン キ ャ ッ ツ

 五線譜という名の線路を辿り、きみと奇跡を探しに行こう。

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世界のすべての11月

11月というのはどうもアンニュイだね。メランコリックで象徴的な感じがするね。目に涙をたくさん溜めて光をのぞくようなソフトカラー、水彩画のイメージ。12月になると町は一気にクリスマスを纏って急にはっきりとするのに、11月の輪郭はどこかぼやけている。でも、ガンズ&ローゼスの「ノーヴェンバー・レイン」は素敵だな。そんな11月も、いよいよ終わりだね。大事でかわいいきみは、いかがお過ごしですか?

ご明察通り、ティム・オブライエンの『世界のすべての七月』を読み始めたところなのさ。村上春樹さんの訳。このごろ翻訳ものがおもしろくてね。翻訳された小説自体だけではなく、翻訳する人の作業にまで興味を抱いて、村上春樹さんと柴田元幸さんの対談本まで読んでしまった。『翻訳夜話』だったかな、この本は同じひとつの小説を春樹さんと柴田さんがそれぞれ訳し合ったものが掲載されていたりして、とてもいい本だったよ。妙なもので、海外の小説が好きになると、翻訳者というのにへんな親近感を覚えるようになるんだよな。柴田元幸さんは私はポール・オースターの名訳でずいぶんお世話になったし(これがまた、お世話になった、としか言いようがないような気持ちなんだよ)そもそも日本文学ばかりを好んで読んでいた私が「しまった、海外のものもおもしろいぞ」って気づくきっかけになった一冊が、春樹さんの訳した『心臓を貫かれて』(マイケル・ギルモア)という本だったのだよ。
『世界のすべての七月』はまだ読み始めたばっかりだけれど、どうも同窓会の群像劇のようで、こういうものを書く手腕のある人はほんとうにうまい場合が多いのでわくわくしている。群像劇は、むずかしいんだよ。でも、うまく書けると小説としては一級品になると思う。私は群像劇が好きなんだ。だから、当時から賛否両論あったけれど、日曜の大河ドラマでは三谷幸喜さんの書いた「新撰組!」がいちばんすきだったよ。あれは若者たちの群像劇としては、すばらしくよく出来ていたものね。


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