ハ ウ リ ン キ ャ ッ ツ

 五線譜という名の線路を辿り、きみと奇跡を探しに行こう。

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ロッキン・オンという雑誌


友人と話していたら、なんとなくロッキンオンという雑誌や渋谷陽一(初代編集長)に「いらっ」とくるときがある、というので、それはやっぱり私もあるんだよ、ということを話した。

「ロッキンオン」という雑誌は今でこそ夏の大フェスを抱えるメジャーな明るい健全ロックンロール雑誌になってしまったけれど、その昔、渋谷陽一というロックンロールオタクとしか言いようがない男が、名だたるミュージシャンとの「妄想インタビュー」をした記録を同人誌にしたりしてそこから始まった雑誌だ。
しかし妄想インタビューってのはすごいよな。今だったらブログでやってもちょっとひかれる内容なんじゃないか。

ただそういう人が自分の趣味だけでアンダーグラウンドにはじめたはずのものが、やがてメジャーになるにつれて、やたらに自分の愛してきたロックンロールを賛美する方向に走って行ってしまった。
ロッキンオンのミュージシャンに対する2万字インタビューって有名なんだけど、ロッキンオンに書かせると、なんかどのミュージシャンも「やっぱりやるべくしてロックやってんだなー」みたいにいやにかっこよく、 ロックンロールはすごい、ロックンロールやる人は選ばれてる、 ミュージシャン天才、といった書き方になる。
極端にいえばミュージシャンにはいうべき答えがすでに用意されてて、ミュージシャンの返事をその正答にあてはめているように見えるインタビューもある、そういうことだ。
ロッキンオンの記者さんには自分があのロッキンオンの記者であるというプライドと誇りがあって、 勉強も怠らないし、ほんとうによく物事を知ってるし音楽についてもすごく詳しいのだけれど、そうやってミュージシャンの答えを決めているようなインタビューに出会うと私は怒りを覚えるときもある。
これなら「何も知らない」「わからない」インタビュアーのほうがまだましだ、と思うことさえある。

アキバ系のアニメが好きなようなオタクが一般に認知されて、そういう趣味の人もいるのだ、と市民権を得たからと言って、彼らが3次元の女性より2次元の女の子に恋をするちょっと変わった妄想を持ってる人たちであることに変わりはない。
それと同じようにロッキンオンという雑誌も、ロックンロールというものが変態的に好きなただのオタクがはじめたことだと私は思うのだが(そしてそれ自体はすごくかっこいいことだと思う)どうも最近、というよりここのところはずっとなのだけど、ロッキンオンという雑誌、あるいはその傍流の雑誌が、ロックンロールをいやにアーティスティックなものとして祀り上げ、崇め奉り、「おれたちが時代を作った! おれたちがロックの新しい時代を切り開いた!」という勘違いした傲慢さが見え隠れするのに、私はきっと「いらっ」とするのだと思う。
そしてこの意見には友人も「なるほど」と言ってくれたので、嬉しかった。


ロックンロールなんて別にそんなお洒落じゃなくていいのになあ。

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