ハ ウ リ ン キ ャ ッ ツ

 五線譜という名の線路を辿り、きみと奇跡を探しに行こう。

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ツアー「FIRE AGE’08-09」2008/11/09・青森QUARTER


実家が青森なのでね。とどうでもいい言い訳をしつつ、帰省ついでに参加。青森QUARTERというライブハウスは海際にあり、道路を挟んですぐ先では波がたゆたう。夜の海は鉛色でずしりと腹に重い質感だ。
青森のライブは2日連続で11月9日は2日目、前日のライブに行ったヒロトさん好き友人からはライブが終わったと同時に報告が入り「ヒロトしか見てないが楽しかった」「ヒロトがジャック・バウアーの物真似をしていた」「ヒロトがくじらなわでひっぱったのは、ナンシーとオバマとサブローだった」ととにかくヒロトさん尽くしのレポート。……ジャック・バウアーの物真似じゃなくて、きっと「どきどきキャンプ」の真似だよな、それはさておき、よろしい、ならば2日目は、私がマーシー尽くしの報告をしようではないか、諸君。

整理番号は決して良くはなかったが、とりあえずマーシーのまん前をキープ。最初は4列目くらいだったが、会場自体が大きくないので、相当近い感じがする。結局、うまい具合に前列へ押し出されて、最後まで2列目でマーシーの全身をばっちり捕らえていることができた。この日に限って言えば、私ほどマーシーばかり見ている人はほかにいなかったと思う。マーシー以外を見ていたほうが珍しいので、妙に印象に残っているのだよ。ヒロトさんをちゃんと見たのは4回。ミック・ジャガーの真似をしたときと、くじらなわで「お次は~ぁぁ、きりん~♪」と歌う順番をメロディをつけて説明しているとき、三平の「ドーモ、スイマセン」の真似のとき、「太陽さん」で歌い出し、マーシーの横に来てリズムとコードを確認したとき、計4回。コビーは2回。「自転車リンリンリン」の台詞のときと、「歩くチブ」の高速弾きのときは、さすがにコビーを見ていた。勝治さんも2回。やっぱり「自転車リンリンリン」の「マニファクチャー!」の台詞のときと、「歩くチブ」のドラムソロ、これはステージに勝治さんしかいないからな。それ以外は全て、私の目は真正面のマーシーに釘付けだ。
以上、これからの文章がザ・クロマニヨンズのライブレポートというよりも、ひたすらマーシーレポートになることの説明でしたー。

ライブはいつものように前説のお兄さんの「ロッケンロールで燃え尽きたいか」みたいな煽りを挟んだ注意事項の説明からスタート。ステージには後ろに「FIRE AGE’08-09」の幕が下げられ、石のトーチに火が燃えている(ほんとの火じゃないよ)ようなセットが置かれている。ツアーTシャツ、赤と黒があるうち、前日8日は「マーシーは黒Tだった」と聞いていたのだが、この日はマーシー、赤のTシャツを着ていた。2日ライブをやるところではTシャツの色も変わるらしいな。ちなみにヒロトさんが黒を着ていましたよ。

アルバム1曲目「エイトビート」から始まったロックンロール、でかい音にびりびりとライブハウスが震えている。「ゴーゴーゴー」「ぼうふら」と続くニューアルバムからのナンバー、まだ未完成な証拠に「ゴーゴーゴー」でヒロトさんが歌詞を間違えて、あっ?! とマーシーや勝治さんを振り返る場面があった。でもいいじゃないか、こういうのもまた、刻々と変わるライブならでは。「ぼうふら」は「3時まえ」が「死んじまえ」と言う歌詞に変わるだろうか、と思っていたが、この日は変わらなかった。
「たくさん集まってくれてありがとう、楽しんでいってくれよ!」というヒロトさんの弾けるようなMC、「もうすぐザ・フーが来るけど、まあそれとは特に関係ないけど、ローリング・ストーンズが来日したとき、どこの会場でもやるミック・ジャガーのMCの真似をします」ミンナタノシンデル~?、だったかな? 「わかる人だけ心の中でくすっと笑ってくれればいいです」とヒロトさん。後ろでチューニングの後、指慣らしのようにぱらぱらとギターを奏で続けているマーシー、あなたたちはほんとうにローリングストーンズが好きだね。
曲順いまいち飛び飛びだけど、前のツアーでかなり最後のほうにやっていた「紙飛行機」が序盤に来ていたことや中盤の「渋滞」から「悲しみのロージー」への流れがすごくかっこよかったことなどを覚えている。あと、演奏したのを覚えている曲をあげていくと「キラービー」「エレキギター」(相変わらずマーシーの手の振り上げ方が微妙)「あさくらさんしょ」「歩くチブ」「くじらなわ」「タリホー」「土星にやさしく」「クロマニヨン・ストンプ」「弾丸ロック」「うめえなあもう」「レッツゴー宇宙」「ギリギリガガンガン」「独房暮らし」「自転車リンリンリン」「ニャオニャオニャー」「スピードとナイフ」「太陽さん」「ジェームス・ディーン」と、こんくらいか、何か抜けている気がするな。「グレート」か?
「自転車リンリンリン」のときかな、ストロークで勢いあまったマーシー、マイクスタンドに指をぶつけてしまい、その手を顔へやってちょっと誤魔化していました。時々舌を出したり、大きく目を開けたり、美しい伏目でコーラスしたり、目を離すとくるくる変わる表情もいつもの通り。どの曲でも黒い履きこなされたブーツの左足がきちんとリズムを刻んでいて、右足でソロ前や曲の前後に踊るようにエフェクタのスイッチを入れたり切ったりして、勝治さんのシンバルにピックで触れてちょっかいを出して笑顔だったりして、スタッフに「あ、ども、ありがと」って風にお辞儀をしたりもして、マーシーの姿かたち、立ち居振る舞い、ぜんぶ目の前で生々しくて、ひとつひとつが焦げるように焼きついてしまっている。
今回のツアーでは案外早めにやっている「くじらなわ」、ヒロトさんが「じゃあ、この曲ではみんなで引っ張ろうか」と言った途端に会場から3文字言葉が飛び交い「待て、ちょっと待て、それは後だ」ヒロトさんが胸を張り節をつけて「♪最初は~ぁぁぁ、くじら♪」と歌う後ろで、マーシーがしっかりコードを取っている。
その後でおなじみの3文字言葉募集、ひとつめは「ねぶた、いいね、それは決まりだね」とヒロトさん。その流れで「いたこ」。それが決まったときにヒロトさんが話し出す。
「昔ね、いたこが三平師匠をおろすっていうテレビ企画があって、三平ってわかる? こぶ平のお父さんね、で、こぶ平とかいっ平とか泰葉とか、海老名みどりとか、いたこのところにみんな集まって、とうとう三平が降りてきた! ってなって、最初の言葉が……どーも、すいません!(振りつき)……って、おれは絶対嘘だ!! と思ったね!!」
堪えきれなかったのか、さすがにマーシーが後ろで笑いをかみ殺していた。
「で、何にしようか?」会場から「泰葉!」と声がかかり、ヒロトさんも笑いながら「泰葉! タイムリーだな!」とこの日の「くじらなわ」はめでたく「ねぶた、いたこ、泰葉」になりました。
そこらへんからまた怒涛のナンバー、本編ラストは「タリホー」じゃなかったかな、たぶんクロマニヨンズデビュー以来いちばん長く演奏している「タリホー」、マーシーはもはやコードどころではなく、メロディでもなく、好き勝手にギターをプレイしていて、時折ネックの上から手をまわして弾いたりもして、かっこいいです。今回のツアー、ギターは最初から最後までいつものレスポールJr1本でした。
珍しかったのがアンコール、まだアンコールの掛け声の統一しないクロマニヨンズ、「人間人間」とか「クロマニヨーン」とかいろんな掛け声を聞いてきたけど、この青森ではごく普通の「アンコール」という声が途切れてしまった後で「ラッセーラー! ラッセーラー!」といういかにもご当地なコールが始まり、これが途切れないままメンバーの再登場まで続きました。ヒロトさんも「さっきのラッセーラーは良かった。おれ……メンバーみんなの魂に響いたぞ」と言っていました。
アンコールの登場のときマーシーは誇らしげにツアーグッズのタオルを掲げて歩いてきて、ヒロトさんも「いいタオルだー、どこで売ってるのかなー? 見かけたらみんなレアものだから必ず買えよ? でもおれだけかと思ったら、マーシーもコビーも勝治もみんな持ってたんだ」とコメント、確かにライブ始まる前にそのタオルは水と一緒にそれぞれ全員分がアンプの上とか、ドラムの横に置かれていたのでした。
アンコールいつものようにマーシー、コビー、勝治さんは上半身裸、ヒロトさんはTシャツ履きでした。何をきっかけだったかヒロトさんの「隣が嫌なやつでも一緒に楽しんだりとかできるようになれば、好きじゃなくても愛せるようになれば、戦争なんてなくなるんじゃないのかな、だから……もういいや、やめた! みんな楽しんでくれよ!」という妙にセンチメンタルなMCも。
このアンコールでひときわ良かったのが「太陽さん」、「さん! さん! さん!」とみんなでリズムを取ったりがどうも難しいようで、マーシーは勝治さんやコビーを振り返りつつ一生懸命、終わった後で思わず腕を振り上げすごく嬉しそうに「やったー」「うまくいったー」って感じで全身で喜びを表現していました。それを見てヒロトさんが笑いながら
「ツアー序盤はけっこう新曲を失敗するから……でも今日はうまく行ったな! よかったなあ!」
きっとライブの後はいい酒が飲めたことでしょう! ここから明らかにマーシーの調子が上がり、「弾丸ロック」だったかな、久しぶりにステップを踏みながら回るマーシーを見ました。もうすっごい楽しそう。汗まみれで、滴るほどで、ライトに照らされた胸の汗が光って、ギターの傷が複雑にキラキラしていて、ロックンロールの妖精さんが降臨したのかと思いました。

今回のマーシーピックは黒。前のツアーのときみたいに握手とかはなかったけれど、やっぱりマーシーは「またね」と言ってくれて。
肩を揺すりあげるようにしながらコーラスをする姿、「悲しみのロージー」のとき決まって少し斜めに立ってソロを引くその肩の線、ライブに行くと、やっぱり思う。

どうしようもなく、マーシーが好きです。

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