ハ ウ リ ン キ ャ ッ ツ

 五線譜という名の線路を辿り、きみと奇跡を探しに行こう。

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映画紹介「レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード」


最高に最低。いや、最低に最高か? 馬鹿馬鹿しさここに極まった感が。それでも嫌いなタイプの映画ではないので、観終わった後(しかも二度も続けて観てしまった)友人に強力に勧めた。すごくイイよ、頭悪くなれるよ! と言ったら「誰が出演しているの?」と聞かれたので「アントニオ・バンデラス」と答えたら「バンデラスかよ。どんな馬鹿馬鹿しさか想像つくよ」と即座に返答された。そんな括りなのか、アントニオ。


愛する妻と娘を殺されて、今はその悲しみに沈みつつメキシコで暮らすエル・マリアッチ。実は彼は伝説のヒットマン。その噂を聞きつけたCIA捜査官・サンズは、探し当てた彼に、過去の復讐をしないかと麻薬王の暗殺を持ちかけてくる……。ギターケースが火を噴くぜ! メキシコの気質なのか? 暑苦しいのにカラリと乾いてバカっぽいアクション・ムービー。


なんといってもCIA捜査官役のジョニー・デップが余りにおいしい場面を掻っ攫っている。何でオマエが最後の最後(エンドロールの後)で出てくるのだ! という感じ。この人はこういうカッコいいんだかカッコ悪いんだか紙一重の、現実にいそうで、いたら周りが大変困る役が抜群にはまるね。別に演技が巧いんじゃないんだけど、はまる。そんな意味では物語の展開はひとまずおいても、いかにも「はまる」役者を揃えている風なのがこの映画のたまらなくいいところ。バンデラスもデップも、普通なら絶対この映画の中で、それぞれ少なく見ても3度くらいは死んでるはずなんだけど、もう彼らが死ぬとは到底思えないのだよね。死、という言葉からは一番遠いところにいるね。不死身なんだね、きっと……。

でも物語からは馬鹿なものを作ってやろうとふざけている雰囲気ではなく、どうにも真面目な呼吸が伝わってくるのは私の買いかぶりか。いや、そうではない筈だ。ふざけて作ろうとしてできる馬鹿馬鹿しさのレベルではないぞ、この作品は。きっとみんな真剣に製作したのだろうな。例え目をくりぬかれようと、あの義手がどこからでてきたのだかワケわかんなくても、真剣なんだな。そして、だからこんなにも最高に最低な、素敵作品が生まれるわけだな。

こんな作品、真面目に観てまっとうに怒ってもなにもいいことはない。とりあえず殺されかけても飄々としてまるで気にしないその軽々しいノリに笑ってしまいなさい。こういう冗談を許容できる方が人生は面白いということだね。一緒に観る人の精神の寛容さを測るのに使えるかも知れぬ。

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