ハ ウ リ ン キ ャ ッ ツ

 五線譜という名の線路を辿り、きみと奇跡を探しに行こう。

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映画紹介「コンスタンティン」


私立探偵でいわゆる「悪魔祓い」の顔も持つジョン・コンスタンティン。彼はこの世にヒトとして生息する天使や悪魔を見分けることが出来るのだ。そんなジョンの前に、双子の姉妹を亡くし、その死に疑問を持つアンジェラが現れた……。『マトリックス』に続いてキアヌ・リーブスが、どうにも病的な救世主を演じた作品。


監督がミュージック・ビデオ出身と聞いて納得。ゴシックで洒落た映像は、どことなく世紀の駄作『キャシャーン』を作った、プロモーションビデオ出身・紀里谷和明の作風に似ている。短いシーンに色々な示唆を盛り込んでるともいえば褒め言葉。ともかく『キャシャーン』に比べたら、天と地ほどの差でこの『コンスタンティン』のほうが良くできている。

内容的には少しだらつく部分もあるけれど、おおむね面白く仕上がっているように思う。先程も言及したがミュージック・ビデオらしく短い場面で強烈な印象を残すゴシックな部分が浮かずに、とりあえずしっくりとかみ合っているのは、この物語の原作がそもそも現実感に希薄なアメコミだからなのだろうか。

末期ガンの癖に煙草吸いまくり、酒呑みまくりで正に刹那的に生きている主人公に、青白く細長いキアヌははまり役。宗教的要素が濃い作品にしては珍しく、天使や悪魔たちも妙に人間臭く描かれていて愉快。この作品、面白いのはまさにその部分だと思うのだけど。ギリシャ神話並みに天使と悪魔がわりとどうでもいいところで争ってたりとか、ここでは天使も悪魔も喧嘩しないと暗黙の了解が成り立ってるバーとか、細々した部分で「神様」という手の届かないものをぐっとこっち側に引き寄せて、面白がって描いているところが秀逸。私は筒井康隆の『エディプスの恋人』の、息子をやたらと心配する女神様を思い出した。キリスト教圏におけるこういう神様たちの描き方は、目新しいと思うなあ。

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