ハ ウ リ ン キ ャ ッ ツ

 五線譜という名の線路を辿り、きみと奇跡を探しに行こう。

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2009/02/09・渋谷CCレモンホール 「FIRE AGE’08-09」


感動を分かち合ったり、群れたりするのが苦手なひねくれた性格のために、単独行動も多い私ですが、このライブ、珍しく友人たちと連れ立って4人という大勢で(私にとっては大勢だ)出かけていきました。人が多ければそれはそれで悪くはないなあ、と思ったね。わりと心地よく過ごせるグループの中にいるなら、単独よりも楽しいかもしれない。ロックバンドってこういう発想で成り立っていくのかしらん。

席はこのツアー中最もうしろで、20列目以降、でもど真ん中。これは間違いなくほんとにど真ん中だろう、と思っていたら、ステージが案外に広くて、またマーシーと一直線でした。だから、またもやマーシーしか見てないよ。ヒロトさんも含めて、他のメンバー、時々目に映るくらいにしか見てないです。私が必死でヒロトさんやコビーを見つめる日って、来るのだろうか。

ホールツアーに入ってからおなじみの「ゴーゴーゴー」始まりのセットリスト。演奏、だいぶこなれてきた感じ、マーシーのギターも冴え冴えと気持ちいいです。ライブハウスなどでは、どうしてもマーシー側のアンプ側にいるので、どうもまとまった演奏を聞き逃しがちなのですが、今回は今まででいちばん音がひとつになってぶつかってきたような気がしました。ホールにはホールの、後ろの席には後ろの席のよさがあるものです。しかしクロマニヨンズというバンドは、曲の構成というか、演奏が一辺倒なので巧くはないように思われがちですが、リズム隊は実は技術の塊なんだなあ。何度も言われていることなんだけれど、改めてそう思ったよ。

「ぼうふら」のギターソロかな? いつもヒロトさんが「そんなの関係ねえ」をリズムに乗ってやっている。その横でマーシーが淡々とギターを弾いている。ヒロトさんにとっては「そんなの関係ねえ」タイムなのだろうか、と思う。
広いステージのせいか、マーシー良く動く。わりと最初のほうから体を捻ったり、くるくる回ったりと派手なギタープレイ。いつも、ライブ観ているときは「彼はここでこういう風に手をしゃくい上げて弾くんだ(気持ちいい音だもんな、ここ)」と思って、マーシーと同じようにDのコードをジャーン♪と掬い上げてしまう私だけれど、ライブが終わるといったいどこでそんな風に思ったんだか、忘れてしまうんだ。それでまた、自分がギター弾いてるときに思い出す。やっぱり体を動かさないと、実際にやってみないとわかんないことってあるのかもしれない。

前半戦MC、いつものようにヒロトさんの土地褒めタイム。でも今回は渋谷じゃなくCCレモンホールをごり押すヒロトさん。
「CCレモンのことだけ考えて、CCレモンだけ飲んで作ったアルバムです」
……やだな、そんなアルバム。
「このスカイブルーの(実際は赤)のタオルにも、英語だから日本には読める人はいないと思うけど、CCレモンって書いてあります」
どうしてヒロトさんは意味のないところで嘘をつくんだろう。スカイブルーって。でも、意味のないところでわけのわからない嘘をつくひねくれものは嫌いじゃないぜ。
少し遠い場所で繰り広げられるロックンロールはまるで影絵のサーカスみたいで、そこにあるのに手が届かないものみたいにきれい。ヒロトさんが言う嘘は、意味がなくて、くだらなくて、ロックンロールに良く似ている。
マーシーがチューニングで「ディ・トリッパー」のリフを弾いたのを聞いて、なんだか嬉しくなった。繋がってるなあ、と思う。同じように何度も何度も繰り返されて古びたリフ。私も同じように弾いたディ・トリッパー。マーシーの好きなビートルズ。私の好きなマーシー。

「くじらなわ」の前、珍しくヒロトさんが先にかがんで前列の人と握手したり会話をしたりして、その間にマーシーはなんだかドリフの「オイッスゥー!」みたいな手のあげ方でマーシー側の人たちを沸かせていて、それぞれてんで勝手なことをしていて面白い。そういえばこの日マーシーは、なんだか前列男子で気に入った人がいたのか、同じような場所でいつもソロを決めていました。ピックも手渡しであげていたような。
で、決まった名前のほかに引っ張って欲しいやついるか? とヒロトさんに聞かれて苗字を言った女の子がいて、ヒロトさんに「彼女はきっと名前が2文字なんだ……でもきっと、どうしても引っ張って欲しかったんだ」と言っていました。さすがの洞察力。

「海はいい」の前でまたも「CCレモン」とか言ってたヒロトさん、曲が終わった後で「シーシーシー シーラブユー」という歌詞があるこの曲を歌って「おれ……冗談でCCレモンとか言ったけど……もう少しでCCレモンって歌うところだった、危なかった」と笑っていました。客席からは悪乗りで「CCライダー!」とかいろいろ声がかかり、ヒロトさんも「CCライダーな!」とかあわせていたのだけれど、「声がかかるのはいいと思う・・・・・・いちいち返事しちゃうおれが良くないんだと思う」と述懐していました。
そういえば「海はいい」のあとかな、「いいなあ~」「いいなあ~」ってへんな言い方でマーシーとヒロトさんがずーっと掛け合い続けていて、マーシーが笑っていたのが嬉しい。「海はいい」の「いいなあ」コーラス、「レッツゴー宇宙」の「いいなあ」コーラス、少し違って、みんな好き(金子みすず風)
次の曲「渋滞」に入る前、マーシーのギターとヒロトさんのブルースハープと合わせて、いつも短い即興演奏みたいなのがここで入るのがものすごーく、好きです。

「歩くチブ」では相変わらずマーシーのギターが高音で「チブ~♪」と奏で、ヒロトさんが一生懸命それに合わせるというノリに。最近、よくここでヒロトさんの物まねショーが始まるのですが、ヒデキだのミック・ジャガー(「また会えて、ウレシイデース」)だの森進一だの大友康平だの清志郎だの永ちゃんだの(さすがにこの辺りは似てない)。「何でも出来ると思うなよ!」とヒロトさん。

アンコール、久々に聞きました「太陽さん」。苦手だ、と言っていた曲ですが、ばっちり決まって、テンション一気に上がった感じ。あとは怒涛のようなロックンロール、「クロマニヨンズ・ストンプ」ではマーシーの叫びも決まって、これで決まりという感じ。今までの会場にはなかったんですが、マーシーもヒロトも自分のタオルを客席に放り投げるサービス。ちぇ。

同じことをバカみたいに何度も何度も繰り返してきて、彼らはここにいるんだなあ、と思いました。きっとその馬鹿さ加減についていけずに去っていく人もいて、このところ、ほんとにクロマニヨンズ関係のブログとかで閉鎖になっちゃったところも多くて、でも、彼ら自身はたぶん、何にも変わらないで扉の中にいるんだろうなあ。その扉を開けて、またおそるおそる、キラキラした目をした少年が入ってきたら、やっぱり彼らは何も変わらず笑ってそいつに「やあ!」って声をかけるんだろう。クロマニヨンズは、なんかそういう、郵便配達人みたいな、突然の出会いを凝縮したバンドって気が私にはする。何も変わらないのに周りが動き始める。運命さえ感じさせてしまうような、いつまでもその衝突から抜け出せずにいる、そして、明日は長かったこのツアー、最後のライブだ。



ゴーゴーゴー
エイトビート
ぼうふら
独房暮らし
ギリギリガガンガン
ニャオニャオニャー
自転車リンリンリン
スピードとナイフ
ジェームス・ディーン
エレキギター
グレート
くじらなわ
海はいい
渋滞
たこあげ大会
レッツゴー宇宙
キラービー
歩くチブ
紙飛行機
タリホー
*
太陽さん
土星にやさしく
弾丸ロック
クロマニヨン・ストンプ

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