ハ ウ リ ン キ ャ ッ ツ

 五線譜という名の線路を辿り、きみと奇跡を探しに行こう。

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マーシー☆1年セレクト(仮)


以前にこんなことをやって、ブルーハーツからクロマニヨンズまでひととおり歌詞を浚って、すごく疲れて「もうこういうセレクトものはやめよう」と思った覚えがあるのですが、懲りずに再チャレンジ。私もいい加減、もの忘れの激しい女だね。今回は2009年も終わりということで、マーシーの曲の中で1月から12月、それぞれの月にふさわしい曲を勝手にmashimaniaが選んだよ! 夏の歌のイメージが強いマーシーだけど、最近冬の歌もたくさん歌ってる。さっき歌詞カードを見ていて気付いたが、ファイアーエイジなんかはほとんど冬の歌だよね。彼の「お約束」みたいなものが不意に崩れるときは、思い出を保留することの多い彼がやっとなにかを思い出しかけていたり、とらえ始めていたりする証拠だと思う。

じゃあ「マーシー☆1年セレクト」行くよ。こういう所属バンドにこだわらない、自分だけの好き勝手に自由なセレクトをもっともっと作りたい。

1月のうた「こたつねこ」
1月はクロマニヨンズからの選曲。「新年を静かにことほぐ みかん食べよう」で即決。寒いのは苦手そうなマーシーだけど(基本的に冬は「南に逃げたい」って歌う人だもんね)45歳を超えて、冬もいいなあ、と思うようになったのかしら。

2月のうた「情報時代の野蛮人」
マーシーのソロ曲から。「梅の花が咲く頃には ひどいひどいひどい渋滞だ」の大いなる皮肉に敬意を表して。東京ではいちばん冷え込むのが2月で、雪が降ったりして交通機関がめちゃくちゃになるね。でも、梅の花ってちゃんと2月の終わりごろには咲くのよね。マーシーは2月の末の生まれ、梅の花の咲く頃、恐れさえ笑い飛ばすように生まれたんだね。春に向けて、叫ぶように歌いたい一曲。

3月のうた「モンシロチョウ」
自分の誕生日が過ぎて、まぶしくなる季節、ヒロトさんの誕生日。いつもどんなふうに過ごしているのだろう、マーシーの歌にはあんまり春らしい春が出てこない。ソロの「ドライブしようよ」に桜並木が出てきたりするけれど……。ハイロウズの「モンシロチョウ」も攻撃的なうた。「コデインをお願いします」のあたり、私はどうしても中島らもさんを思い出したりしてしまう。「地球にやさしくだと 余計なお世話だババア」の過激さを見ていると、彼にとってはあったかくてのんびりというよりも、調子出てきてスタートダッシュの時期が3月なのかもしれないな。

4月のうた「ハンマー」
4月の終わりくらいのイメージで、ブルーハーツの「ハンマー」。言わずと知れた「外は春の雨が降って ぼくは部屋でひとりぼっち 夏を告げる雨が降って ぼくは部屋でひとりぼっち」の彼の歌う素晴らしいパートに聞き惚れたい。新しいことが始まってなんだかそわそわするはずの4月、そういう類型を打ち破って、春のこんな孤独を歌った歌が他にあるだろうか? 4月の歌は、クロマニヨンズの「ニャオニャオニャー」やハイロウズの「タンポポ」とけっこう出てきたんだけど、やっぱり「ハンマー」が最高だな。

5月のうた「夜の盗賊団」
えっと、他の月に選んだ歌にはきっと賛否両論あると思うけれど、5月に関してはみんな、ぜったい満場一致で賛成してくれると思う! 「5月の風のビールを飲みにいこう」の歌詞のなんと抒情的なことでしょう、ブルーハーツの「夜の盗賊団」。5月になると、もうマーシーの中では夏の始まり、きっとわくわくするんだろうなあ。風の中にいつでも夏の匂いのするロックンロールを探している人、夏休みの公園詩人であるマーシーの本領発揮の1曲。私、毎年5月にこの曲聴くだけでどきどきする。夏が来るんだなあ、って思う。

6月のうた「さよならビリー・ザ・キッド」
マーシー、雨はお嫌い? やや重苦しい空気のソロ曲「さよならビリー・ザ・キッド」。「6月の国立の雨」という効果的な歌詞でこの曲に決めました。霧のように胸を打つ春の雨と違って、6月の雨って湿気を含んで、べたべたと重苦しい感じがする。変わってしまった友人に対する悲しみや、怒りや、言葉にならない感情が全部、この6月の雨の中で別れた情景に凝縮されて歌われている気がする。私は、雨は嫌い。傘も嫌いで持ち歩かない。6月の雨なら、いっそ濡れて歩いたほうがいいよね。

7月のうた「岡本君」
7月8月は夏の歌い人・マーシーにふさわしく、ものすごくいっぱいいい曲がある。「夏の朝にキャッチボールを」もいいし「プール帰り」なんかもいい。でも、その中からあえてハイロウズの「岡本君」を。これはマーシーじゃないと歌えない夏だから、マーシーじゃないと描けない景色だから。「また夏が来た」と夏の始まりを告げているので、真夏の8月というよりも季節としては7月の初めくらいでしょう。できればマーシーボーカルを味わいたいものです、うだるような夏に放たれた「またねじゃない ほんとうのさよならだ」が痛い。夏の光線は、熱いを通り越して、痛いときがありますね。

8月のうた「いかすぜOK」
そりゃ「夏なんだな」もあるしソロの「夏が来て僕等」もいい曲だけど! 歌い出しに「はーちがーつーがー」って歌われたらこの曲選ぶしかないじゃないですか! 「8月が千もあるような 白い白い午後」いいですね、いかにも夏! 日本の夏! ハイロウズにはほんとうに夏のいい歌が多いです。みんな子供に返ってしっかり馬鹿になる、ロックフェスティバルの夜通しの乱痴気騒ぎみたいな曲。ロックフェスが終わるのも夏が終わるのも寂しいけれど「最後の最後の最後の最後は きっと笑っちゃう」んだなあ。

9月のうた「台風」
ほんとは「あさくらさんしょ」を入れたかったんだよね。あさくらさんしょ、あさくら残暑! 9月! って言いたかったから、わざわざ山椒の木を植え替える季節を調べて、それが9月だったら、ほらね! って自信満々に言うつもりだったんだけど、ぜんぜん違った。山椒の木は残暑には植え替えないらしい。
というわけでやややる気の抜けた9月のうたにはブルーハーツから「台風」を選んでみた。「強風波浪注意報」でハイロウズの「風の王」も迷ったんだけど、同じ強風ならもう「台風」でいいか、と。台風自体は毎年6月頃からやってきますが、「台風が来る ものすごいやつ」と歌われるようなでかいのが観測されるのは9月くらいですね。笑い事じゃない被害も出たりするけど、それを笑い飛ばしてしまうのがブルーハーツ、そしてマーシーらしい。

10月のうた「アウトドア派」
ハイロウズからあえての「アウトドア派」。もろに「10月」が歌詞に織り込まれてる歌にはマーシーソロの「アイスキャンディー」があるのだけど、この歌は廃盤になった「人にはそれぞれ事情がある」に入ってるので、みんなあんまり馴染みがないでしょう。同じような海の情景で、少し寂しくて、なんとなく秋を感じさせるうたで「アウトドア派」を10月に推します。面白いのは、夏のイメージとして最もよくありそうな「海」をマーシーはあんまり夏そのものの情景として描かないのね。「アウトドア派」でも「雨が降りそうな日」で「風も強くなりそう」なのに、あえて海。「アイスキャンディー」でも10月に冷たいアイスキャンディを海で売っている。そういえばクロマニヨンズの「海はいい」もあれはなんとなく秋の海っぽいなあ。マーシーの海のイメージは、賑わってないちょっと暮れた海の景色、なのかな。

11月のうた「曇天」
わかってる! これはほんとは12月か1月の歌だと思う! 蜜柑4つも食べてるし! でも、無理やり11月末くらいの、急にすごく寒くなってきた北国のイメージで、あえて押し込んでみる。この歌好きだからどうしても入れたかった。そしたら12月と1月はそれはそれで動かせなかったので、ここに入れるしかなかった! でも「それよりも あっちのあれが」からの流れは、クリスマスだのお正月だのという華やかで浮かれたイメージの12月や1月より、まだ今年終わるまでひと月あるよ、これからバタバタするなあ畜生、ああもう雪も降ってきそうだしやだやだ、みたいなうんざりした感じに聞こえませんか。無理やりですかそうですか。私はこの歌が大好きです。

12月のうた「ジャングルジム」
11月の「曇天」をやっぱり12月にして、ハイロウズの「ジャングルジム」が11月でもいいか、と考えたりしたけど、ダメね。やっぱり「ジャングルジム」は12月ね。私が思い描くのはジャングルジムの天辺で空を振り仰いで、はるかなものに憧れる少年マーシー。それを遠くから見たら、まるでジャングルジムごと、すっくり伸びたクリスマスツリーみたいに見えると思うんだ。ツリーに飾られてるいちばん頂点の星がそのまま少年マーシーで、彼は自分が星だなんて気づいてないだろうけど「輝け 俺の背骨」と強く願う彼はやっぱり星で、その星はほんものの星に憧れて、空に手を伸ばしている。いまも。だから「ジャングルジム」は私にとって光り輝く12月のうたなのです。



……どうしても夏の詩人の印象の強いマーシー、もちろん夏にいい歌が多いのは確かだけれど、こうして俯瞰すると他の季節の歌だってすごく素敵。春も夏も秋も冬も、私は彼の歌とともに歩こう。これまでもこれからも、ずっと彼のつくる歌に手を取ってもらって、まっすぐ、ときにはぐにゃぐにゃに歩いていこう。

コメント

No title

おぉ、いいですねー。
ちょうど12曲だし、アルバム作れますね。
ヒロト☆1年セレクトも…と思いましたがパッパっと曲が出てこないあたり私ってダメだなーと思います。

「岡本君」を聴くと目から水が出てくるんですが、歳でしょうか?
できれば私もマーシーボーカルで「岡本君」聴いてみたいな。

No title

ヒロト☆1年セレクトも見てみたい……。冬の時期には、ぜひとも「迷路」を入れてほしい。なんか、あの歌好きなんですよね。

「岡本君」はマーシーソロのアルバムのデモテープで、原曲をマーシーが歌ってるのがあるそうです。ソロでやろうとした曲ということは、きっと彼にとっても思い入れが深い歌なのでしょうね。目から水が出るのは歳ではなくて、思い入れを受け取れた証拠ではないでしょうか。

No title

はじめまして。1年セレクト読んでたら、HAPPY SONGSを聴きたくなりました。夏のイメージが強いマーシーだけど、冬のちょっと寂しげな感じが漂う、このアルバムが大好きなんです。

最近こちらに辿り着き、ひそかにおじゃましてました。過去の記事も、ほとんど読んでしまいmashimania マニアになりそうです。
私は、3月の熊本までマーシーには会えないので、それまで、こちらで楽しませてもらいますね~。







No title

姫りんごさま
はじめまして。「HAPPY SONGS」いいアルバムですね。マーシーのソロについては誰かと話をする機会が少ないので、とても嬉しいです。「砂丘」とか、ただの言葉遊びですけど「子宮で俺を受け止めておくれよ」には毎回毎回どきどきさせられてしまったり……。

ましまにあまにあ。光栄です~!! 来年も頑張って更新しようという気にさせられました。熊本のライブのときには、姫りんごさんもどんな様子だったか教えに来て下さいね。それ以外でも、良かったら「ひそかに」じゃなくどんどんお邪魔しに来てね! 待ってます!

それにしても、あの人たちは。まるで年末や正月なんていう、いささか仰々しい季節が似合わない、あの漫画から出てきたようなコンビは、こんなにも自分たちが愛されてるって知ってんのかしら。「はじめまして、私もヒロトさんとマーシーが大好きです」って、こんな辺境ブログに書きに来てくれる人がたくさんいるよ。ねえ、ヒロトさん、ましまさん。みんな、あなたたちが大好きだそうです。すごいね。

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