ハ ウ リ ン キ ャ ッ ツ

 五線譜という名の線路を辿り、きみと奇跡を探しに行こう。

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映画紹介「デトロイト・ロック・シティ」


デトロイト・メタル・シティ」じゃないよ。元ネタのほうです。ずいぶん前にこの映画、一度観たことがあったはずだけど、そのときはまだこれほどロックンロールが好きじゃなかったんだろうなあ、少年たちがあんなにもKISSにあこがれる気持ちがわからなくて「B級ロック映画だな」という印象しかなかったのだけど、今回改めて観なおしてみたら、いや面白い面白い! KISSだけじゃなくていろんなロックンロールかかるしね。よくできたロックンロール映画です。


ロックバンド「KISS」が大好きな田舎の高校生4人組。明日はついに憧れのKISSのライブにみんなで行くのだ! という夜から、まるで彼らをライブに行かせまいとするような事件が頻発。少年のひとりは「地獄の音楽」を聞いたという理由で母親に全寮制の神学校に転校させられかけ、チケットを失い、どうにかこうにかライブの開催地であるデトロイトについても車を盗まれ……どうにかしてライブを見たい! と熱望する少年たちは、いったいどんな方法でチケットを手に入れるのか? ライブの夜、いろんな意味で少しだけ大人になった彼らの、「スタンド・バイ・ミー」(苦笑いで中指を立てて)的な物語。


ついつい「スタンド・バイ・ミー」なんかを引き合いに出しちゃうんだけどね、この映画、「大人から見れば他愛ない少年たちの大冒険→成長の物語」という図式で言えば、まるで同じなんだってば。「デトロイト・ロック・シティ」のほうがだいぶえげつないし、卑俗的だけれど、そこがいい。
それぞれの少年が、ひとつずつ自分の中の「弱さ」みたいなものと向き合い、それに勝って交換に「チケット」を獲得して行く、という図式自体が、少年(子供)であるということだけで全てが交換条件なく与えられた子供時代からの成長、脱却なわけだ。「交換すべきもの」がなければ欲しいものが手には入らない、という、当り前な大人の世界に戸惑いつつも徐々に慣れていくみずみずしい彼らを観ているのは切なかったり、甘酸っぱかったり。ただこの映画の中では彼らが交換条件として使っているものが「勇気」だったり「若さ」だったりして、それが好意的に描かれているので、救いはあるね。いかにもロックンロールの世界のおとぎ話って感じがいい。

それにしてもホーク役のエドワード・ファーロングがマーシーに似ていて、時々ぎょっとするんだが。いや、エドワード・ファーロングのほうが美形なのは確実なんだけども、ちょっとね、眠そうな目といい、照れたような笑い方といい、ぼそぼそしたしゃべり方といい、妙な色気をまとっていて、ブルーハーツの頃のマーシーをほうふつとさせるシーンが多くて、このせいもあって今回この映画好きになったかもしれない……。この映画の中のエドワード・ファーロング、すごくいい役で、胸がキュンキュンする場面がたくさんあるので、マーシーが好きという人には余計お勧め。


これが主役の4人の少年。左上がエドワードだ。似てねえ? ちょっとマーシーぽくねえ?

コメント

No title

毎回コメント欄すげー賑わってるのに、この記事スルーされてるみたいだから
コメント付けてやんよ!ククク。

B級ロック映画、意外と好きなんです。この映画も見たことあるような・・・
(レンタル屋でパッケージの説明だけ見て「見てみようかな?どうしようかな?」
と思って、結局見てないパターンのやつかもしれないですけど)
この記事読んでもう一回見てみたくなりました。

> 「デトロイト・ロック・シティ」のほうがだいぶえげつないし、卑俗的だけれど、
> そこがいい。
この感じ、凄くわかる気がします。

ロック映画じゃないけど、先日「リトルダンサー」を見て。登場人物がそれぞれみんな
ちょっとずつ冷めてる感じがリアルで惹き込まれました。「スタンド・バイ・ミー」とか
なんかこうキラキラしてる感じのやつより今の自分には合っているようで。
凄いタイミングで「ロンドン・コーリング」とか流れてくるし!当時はスルーしてたけど
けっこうロック音楽が流れる自分好みの映画だったんだなぁと。

エドワード、マーシーに似てるかぁ?そうかなぁ?
ちょっとマーシーっぽいと気になっちゃう「マーシー病」じゃない?

No title

スルーでいいとこにわざわざコメントつけるなんて、暇なのかい、モキュキュキュ。

この映画はたぶん子供と大人で見方がだいぶ違うと思うよ。大人になってからのほうが面白いと思う。大人になったほうが、ロックンロールの良さを純粋に理解できるようになるってことがあるんだよ。だから、すごく前に一度観たんだと、もう一回観てみるとまた感想が違うかもよ。

「リトルダンサー」って男の子のバレエの話だっけ。ロックがテーマの一つになってる作品で少しシラケてる感じが好きなら「ハイ・フィデリティ」とか「ゴーストワールド」も面白いね。

たぶんマーシー病だと思う。小池徹平がマーシーに見えるときもある。あと江頭2:50がヒロトさんに見えるときもある。

No title

最近、自分の憧れであるヒロトさんや真島さんに対して
変な妄想している人たちのブログがあって、腹立たしくて夜も眠れないんです。

「ゴーストワールド」は好きな映画の一つで、確か公開時のキャッチコピーが
“ダメに生きる”とかで、これは私のための映画に違いない!と思って
映画館に見に行きました。あれのラストの場面、「青空」の歌詞「運転手さん・・・」を
思い出すのは自分だけでしょうか。なんか深い終わり方ですよね。

「ハイ・フィデリティ」は遠い昔に見た気がするのでもう一回見てみようと思います。
確かに映画に限らず音楽に関しても、10代の頃にピンと来なかったものでも
大人になってから聞くとビックリするくらいグッとくることってありますよね。
クラッシュとかラモーンズなんて、最初聞いた時は「音が貧弱だなぁ・・・」なんて
思ってたのに、今じゃイントロ聞いただけで心が震えます。

> 江頭2:50がヒロトさんに見えるときもある。
な、なんだって!?・・・わからなくもない。
小池徹平よりマーシーの方が何百倍もいい男だと思う。
・・・イケメンアレルギーの自分にとっては。

No title

>最近、自分の憧れであるヒロトさんや真島さんに対して変な妄想している人たちのブログがあって、腹立たしくて夜も眠れないんです。
え、そんなブログあるんですか。興味本位でちょっと見てみたいので、よかったらアドレス教えてください。

「ゴーストワールド」、映画館で観たのか。それはいい選択をしましたねえ。私も、いまだにあのラストに現れるバスを忘れられないでいます。スティーブ・ブシェミがいい役だよね。ブシェミ、すごい好きなんだ。「レザボアドッグス」は見た? あれもなかなかロックンロールな映画だと思うんだけど。

ちょっと待って、イケメンアレルギーの君が「小池徹平よりマーシーのほうが何百倍もいい男」って思うということは、マーシーはイケメンじゃないってこと? それ納得行かない。ああ納得いかないなあ。マーシー、イケメンだよ。王子だよ王子。

No title

そのブログのアドレスは個人情報保護の観点から教えられません。
すでにコメント欄が炎上しかかっているようですし。

ブシェミ、自分も好きです。「ゴーストワールド」の中で、イーニドから言われる
「あなたがモテない世の中が不満なの」ってセリフが好きで。自分がいいなと思う人が世の中でいまいち評価されてない感じというか、なんか凄くわかる気がしました。
「レザボアドッグス」は見てないけど・・・ブシェミ、色んな映画でいい味出してますよね。

マーシーがイケメン王子だって?イケメンなんてロクでもないよ。
故にマーシーはロックだけどロクでもなくないからイケメンではない。
さて、私はバスに乗って旅立つなう!

No title

bambiさんたら、コメント欄が炎上しているようなブログに通ってらっしゃるんですか? 炎上させてるのはbambiさんだったりして。くすっ。

>「あなたがモテない世の中が不満なの」
マイノリティの叫び、ですね。でも、イーニドみたいな子は、相手がほんとに評価され始めるとイライラするんですよね。「みんな、ホントのあなたを理解してない」か「あなたは変わったわ!」かどっちかの理由で。
ブシェミ好きなら「レザボアドッグス」観てください! タランティーノが好き放題やってます。私の大好きなハーベイ・カイテルも出ているよ。ブシェミとかカイテルってなかなか主役にならないけど、脇役でもやっぱり光るね。

ろくでもなくロックで、ろくろく休まずクロック投げ捨て、6時半ぴったりにステージに現れる男は、私にとってはやっぱりイケメンさ。
さて、私はtrain-trainで旅立つなう!

No title

炎上させてるだなんてとんでもない!ガソリン撒いてるだけですってば~。

> でも、イーニドみたいな子は、相手がほんとに評価され始めると
> イライラするんですよね。「みんな、ホントのあなたを理解してない」か
> 「あなたは変わったわ!」かどっちかの理由で。

うわ、これ凄い図星だ・・・私はまんまイーニドか。人に限らず、好きなものが
変に流行りだしたり売れたりすると気持ちが冷める子なんですよね。あらやだ。
「レザボアドッグス」探して見てみます。映画紹介サイト見たらなんか面白そう!

相変わらず、ああだこうだ考えて音楽を聴いているようですね。
「鉄カブト」と言ったら、ドラクエの初期防具くらいのイメージしか浮かびませんよ。
真相はどうあれ、「バカボン」はたまに見ると妙に面白いのでけっこう好きです。

バスに乗り遅れちゃった。てへっ。

No title

うわっ、誰だよこんなところにガソリン撒いたやつ。

>イーニド
いや、私もそういうタイプだからさ。わかるんだよね。あの映画はイーニドに似たタイプのやや性質の悪い女の子、女の子じゃなくてもいいけど、そういう困ったところを持った人じゃないと、最後のシーンでグッとくるのは難しいと思う。そこが魅力。

ああだこうだに書けばいいことをここで言ったね? ひねくれものめ。ちょい。(おでこをつついた音)
そうだ! ドラクエの「てつかぶと」にも触れようと思ってて、すっかり忘れていた。ヒロトさんがドラクエのストーリーに感動して作った歌だったら面白いよな。

乗り遅れたんじゃなくて、バスに乗る金、持ってなかったんだろ? え、私は別に……財布を忘れてtrain-trainに乗れなくて戻ってきたんじゃないんだからね!

No title

みんなああだこうだ考えるの好きだね~。
ロックンロールは無心で聴け!!

「レザボアドッグス」見たよ!あれはちゃんと映画館で見たい作品かも。
オープニングを見ただけでもうクライマックス・・・終了~!かと思っちゃったくらい。
っていうか、今まで色んなとこであのオープニングのパロディを目にしてたけど
本家をちゃんと見てなかったなんて、ああ恥ずかしい。ここだけの内緒だぞ☆

途中、思いのほかバイオレンスで心が折れそうになったし、素敵な音楽をBGMに
その所業は勘弁してくれ~っていう。でもほんと良く出来た映画で(偉そう?)
あっという間に見終わってしまった。ブシェミ、思ってた以上に凄い役者だー。
しかも、おいしい役っていうか、ピ・・・ピンク、ずるい!!

バスに乗るくらいのお金は持ってたもん!ただ、乗車拒否されたっぽいけど・・・
そっちこそtrain-trainに轢かれかけたんでしょ?助かって良かったよね~。

No title

みんなと言うか、私がああだこうだ考えるの好きなんだなあ。でも、ほんとに無心で聞いたら何も生まれねえじゃねえか。好き嫌いだってそれは心だぜ? でもbambiさんのその過剰に気取ったクールさが好きなんだけどな。

「レザボアドッグス」面白かったでしょう! 私もあのバイオレンスシーン、いまだにトラウマ。下手なホラーより怖ぇよ。タランティーノはどれ見てもやっぱり面白いよね。
ヒロトさん好きの君には次はぜひ「ギャラクシー・クエスト」をお勧めしたい。この映画、ほんと面白いのに、くだらないコメディと思われて見てくれる人少ないんだ。ヒロトさんが好きそうな「サボテンブラザーズ」「クールランニング」系統の映画だよ。でも、私は「ギャラクシークエスト」が一番面白いと思う。

乗車拒否って、金がないより悪いんじゃ……
ひ、轢かれかけてないもん! カジュアルに線路の上にこけただけだもん!
おいbambi、もう自転車パクろうぜ。そしてこの町から出ていくんだ。

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