ハ ウ リ ン キ ャ ッ ツ

 五線譜という名の線路を辿り、きみと奇跡を探しに行こう。

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書店でヒロトさんと目が合った

いや、プロレスの雑誌の表紙がヒロトさんらしいって話は聞いてたんだけど、なんにちかまえに公式HPを確認したときには、発売日までまだ日にちがあるなあ、と思った記憶があったので油断してた。会社の行き帰り、何の用はなくても書店にふらっと「親父、やってる?」くらいの常連のノリで立ち寄るのが日常なので、おととい雑誌の棚のへんを蝶のように舞ってたらいきなりヒロトさんと目が合った。ちょう笑顔でこっち見てた。プロレス雑誌というと一般的な週刊誌の大きさ、そのイメージが先入観としてあったものだから、それより一回り小さい本だったのも意外だった。

なんか満面の笑顔につられて買ったはいいけど、なかなか目を通せなくて、何しろいま、三島由紀夫とセリーヌを並行して読んでるものだから。三島は『永すぎた春』、セリーヌは『夜の果ての旅』ね。私はずっと近現代文学の作家の中では太宰が好きで、三島よりも太宰のほうが文章がうまいとそう思い込んでいたんだけれど、フラットに文章の巧みさだけで比較をするなら、三島のほうがうまいかもしれんな、と最近思い出している。太宰のほうが血が滴る人間のどろどろの感情面に切り込んで行くのがじょうずだし、なにしろ物語の書き出しが抜群なものだからついつい感情移入して「なんてうまい作家だろう」と思いがちだけど、三島由紀夫って、太宰を上回って端正な文章を書くぜ。私も太宰びいきなものだから、三島の良さに気づくのが遅いよ。好きすぎるとかえってよくモノが見えなくなる、ってこういうことを言うんだろうな。

話がずれた、なんだっけ? そう、ヒロトさんの表紙の雑誌。「KAMINOGE」。読みました。へんな名前の雑誌だなあ、と思ったら、雑誌の最初にちょこっと雑誌名についての釈明が載っていて、そーゆーことだったのか、と思いました。雑誌のコンセプトは、どうもプロレスを中心に据えたうえで「合い言葉は オーバー・ザ・フェンス」ということなのかな。ヒロトさんを持ってきたり快楽亭ブラックさんが語ってたり、節操がないと言えば節操がないのか。前もあったよね、こういうコンセプトを掲げた雑誌……やっぱり、第一号がヒロトさん表紙で。確かそれはお笑いとロックンロールの垣根を無くしたい! みたいなことが書いてあったんじゃなかったかなあ。みんな同じようなことを考えるのだろうね。こういうことは垣根があると思った瞬間に自分の中に垣根ができてしまうのだから、むしろストレートに「プロレスが好きだしプロレス好きな人も好き~」というくらいのスタンスではいかんのだろうか。あ、それじゃあ、ただの同人誌だ。雑誌のコンセプトとしてはありがちだしユル過ぎるな……。

ヒロトさんのインタビューは面白かったですよ。インタビュアーさんもとても率直に切り込んで行っている印象を持ちました。そうですよね! そうですよね! っていう追随の取材より、やっぱり「僕はこう思う」「僕は違います」というインタビュアーさんのほうが面白いな。そして、この場合はロックンロール以外にプロレスという共通認識があるから、それがいいよね。やっぱり普通の音楽雑誌だと、ロックンロールというフィールドの中でしか話が広がらないから、どうしても内容が似通ってしまうもの。さっきの垣根どうこうという話ではないけれど、ヒロトさんも他のミュージシャンもいわゆる音楽雑誌だけじゃなくて、もっともっと別の趣味の雑誌なんかにも載れば良いのに。これからアルバムが出るから、まだいくつか出版予定の雑誌が控えているけれど、たぶん「KAMINOGE」はそれらとはかなり違ったことをヒロトさんがいろいろ話していると思うので、ヒロトスキーたちは買うとニヤニヤしながらしばらく幸せに過ごせるんじゃないかな。

いちばん最後のヒロトさんの言葉のところで、ちょっとだけこないだ私が「雷雨決行」を聞いて思ったようなこと、ヒロトさんだって「演るほう」っていうだけじゃなくてロックンロールに対しては私たちと同じように向かって行くほうなんじゃないか、っていうニュアンスの発言を彼もしていて、ああそうだよな、やっぱりな、と妙に嬉しかったよ。蓄音機を手に入れて聞いて、彼は今夜も幸せでいるのかしら。

談志さんについての快楽亭ブラックさんのインタビューとか、角川慶子の保育園の記事とかもわりと面白く読んだんだけど、やっぱり節操がなさ過ぎてよくわからないような気もする。何だろう、この雑誌、狙っている読者層はすごくプロレスが好きな人なのかな、それともこれを読んで、いままであんまりプロレスになじんでない人にも「プロレスって楽しいなぁ!」って思わせたいのかな……。



とりあえず裏表紙に書いてあった「谷川さんをさがせ!」がいまのところ10体中6体しか見つからずにイライラしているよ!

コメント

KAMINOGE

ニア様、こんばんは。

イブイブイブですが、Merry Christmas!! メリークリスマス☆ヴォンナターレ☆

仕事にかまけていて、KAMINOGE買っていませんでした。
何か……人気あったみたいで、Amazonで買おうとしたら、売り切れていました。
ま、そのうち、古本で出るかもしれませんので、待ってみます。

言うなれば、セレクトショップな雑誌なんですかね?

ニア様の仰有るように、音楽雑誌以外でのインタビューや記事って、結構面白い内容だったりしますね。

前にチャンピオンに載った時もそうでしたね(息子が、路上のホームレスから\100で買ってきた……(爆)

昔々、マーシーがJUNONに載ったことがあって、爽やか青年に撮られていて、結構笑えました。

ニア様が太宰について書かれていて、実はずいぶん前に読んで、こいつ好きじゃない☆と感じて、それっきりだったのですが……
KAMINOGEが手に入らなかったので、太宰と西村賢太を購入してきちゃいました。
ちなみに私、太宰と誕生日がおソロです。

Amazonでは、代わりに 近代日本の乞食 というルポルタージュを注文しちゃいました。

脱線なコメントですみません(>_<)

こんばんは。

わたしは未だにかみのげを手に入れていないです。ちくしょう。

あの素敵な笑顔のヒロトくんに早く会いたいです。
(おわり)

さくさん
メリークリスマス! どんどん季節を先取りする世間を見ていると、やがてクリスマスが終わったとたんにクリスマスイブ×364日☆とか言い出し、バカ騒ぎをはじめる気がしてこわいのです。

KAMINOGEそんなに人気なのですか。ないとなると何か焦りますけれど、たぶんそのうち普通に出会えると思いますよ。そうですね、セレクトショップみたいな雑誌でした。品ぞろえがちょっと偏っている……ヴィレヴァンの狭い店舗みたいな。それよりJUNONのマーシーに興味津々な私ですよ。

太宰は最初に好きじゃない☆と思うとダメですもんね。桜桃忌が誕生日なんてすごく縁がありそうなのに! 私は「富嶽百景」とか「人間失格」よりは「皮膚と心」とか「恥」とか「駆け込み訴え」とかの中短編を読んで「こいつおもしれえな」とまず思い、その後、志賀直哉への憤怒逆上文「如是我聞」で一気に好感を持ちました。さくさんに少しでもあの気弱でばかな男の小説がおもしろいと思ってもらえたらいいなあ。

凛華さん
ちくしょう。まだか。凛華ちゃんが手に入れたら、きっとわくわくして踊りだしそうなインタビューだと思うのに。
読んだらまた感想を聞かせて下さい。まあ、おそらくうわごとのように「ヒロトくんかっこいい」とか言うんだろうけどね!
(つづく)

こんばんは!

KAMINOGEを手にいれました!わーい。
「楽天か、注文か……」と考えていたらあっさり本屋に置いてありました。かなり大きめな本屋でないとないみたいですねえ。

わたしは谷川さん、9人見つけました。あと1人……!
隠れ谷川さんが気になってしまって結局まだ読んでないのです。

凛華さん
手に入れましたか! わーい。やっぱり、本やCD、レコードは、ネットを利用するよりも、じぶんでお迎えに行けたら、それ以上いいことはないですよ。

でも、さっそくヒロトさんに食いつくのだろうと思ったら「谷川さんをさがせ!」なの……? 私も9人見つけたよ! あとひとり、どこだろう? 解答が欲しいね!

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