ハ ウ リ ン キ ャ ッ ツ

 五線譜という名の線路を辿り、きみと奇跡を探しに行こう。

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映画紹介「コープス・ブライド」


なにはともあれ、コレを「ジョニー・デップ最新作!」と銘打ってしまうのはどうよ。絶対JAROに訴えられるよ。吹き替え版見たら、ジョニーでもなんでもないじゃん。私はジョニー・デップの声だけでもいいから聴きたいので、勿論、字幕版を見たけれども。まあ、それはともかく、内容はいかにもティム・バートンらしい、毒とユーモアに満ち溢れた「あの世」のアニメだ。


ビクターは成り上がりの家の息子。どうしても上流階級の仲間入りをしたい父と母に、落ちぶれた貴族の娘、ビクトリアとの結婚を迫られている。ふたりはおどおどとした引っ込み思案な性格上、結婚前夜まで顔をあわせることはなかったが、会ってみればなんとなくいい雰囲気。「結婚に愛なんていらない!」と言うお互いの両親の主張とは違い、これから恋も芽生えそうな予感。しかし緊張のあまり、練習ですら結婚の誓いの言葉を憶えられないビクターは、落ち込んでひとり森の奥へ……ひとりなら誓いの言葉だってちゃんと言えるし、指輪だって嵌められるのに。ところが彼が練習に指輪を嵌めた小枝は、遠い昔に死んだ花嫁の朽ち果てた指だった! 花嫁は喜んでこの世に蘇り……予定調和ながら最後までなんとか観られてしまうのは、私がティム・バートンに少々点が甘いからか、それともそれなりに良く出来た作品だからなのだろうか。


明らかに「チャーリーとチョコレート工場」の片手間に作ってたな、という作品なので、同じティム御大のアニメ作品でも「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」ほどの名作ではない。
ただし、いわゆる「セカチュー」以降、最近に至るまでやたらシリアスめいた感動のオハナシや、言いたいことアリマス! 的映画やドラマのへんに多い中、死人の世界をいかにもあっけらかんとやられると爽快な気分はある。映画や小説と言うのはもともと馬鹿馬鹿しく楽しいモノでいいじゃないか、そんなに考えないで笑って観てくれよ、というティム・バートンの基本姿勢が伺える。

しかしアレだな、ティム・バートンという人はほんとにベタな笑いが好きなんだなー。骸骨たちが自分のホネを楽器にして歌い踊るシーンなんかはけっこう好きだけど。全体通して一応ミュージカル形式になってるのだが、ダニー・エルフマン(音楽)は、曲を随分ハズさないで作ってきたな、という感じ。良くも悪くも、映画終わったあとに心に残る曲はないよね。にぎやかな部分はそれなりににぎやかに、切ない曲は普通に切なく。
だけどおかしいなあ、私はティム・バートンのなにが好きだったかというと、切ない部分でへんににぎやかにやって見せたり、にぎやかさから一転ふしぎに切なくなる独特のこの人のセンスだったんだが。今回はそういう部分では秀逸なシーンはなかったな。すこし正攻法に過ぎたか、ティム。

「冥土 IN LOVE」というキャッチコピーはあいも変わらずベタベタだが好きだ。

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