FC2ブログ

 ハ ウ リ ン キ ャ ッ ツ

 ロックンロールであそぼ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

草間彌生美術館に行ってきました。

クロマニヨンズのライブに行けるようになったのもそのうちのひとつなんだけど、エイト&ビイトが少しだけ大きくなって、ようやく自分ひとりでの外出ができるようになったかな、という実感がこのところ確実にあります。大好きなロートレックの絵を見に行ったり、誰か友達と美味しいランチを食べたり、そういう時間を持つことは子供がいてもいなくても、大事だと思います。

行ってきました、草間彌生美術館。ちょっと聞いてくださいよ、草間さんの美術館、東京早稲田の辺にあるんですけどね? 週に3日くらいしか開館してない上に、入場制限があって事前に時間指定付きのチケットを購入しないとまず入ることもできないんです。

で、そのチケットがいつ発売かというと。

行く2ヶ月前の1日に発売。



((((;゚Д゚)))))))



つまり4月に行きたいなら2月1日に発売されるチケットを購入せねばいかんのです。しかし、初日どころか2時間ほどで2ヶ月先の全チケットが完売になる草間彌生美術館。2月1日に、先の予定もわからぬまま予約したね! 幼稚園の予定と被ったらどうしよう……と怯えつつ予約してやったね! ヒャッホウ! いま行かずにいつ行くよ! 2ヶ月先だけどね! 

そしてつい先日、とうとう行けたよ草間彌生美術館。やったね! なかなか素敵だったから書くよ!



私の芸術の好みはたぶん結構はっきりしていて、綺麗な風景画よりも非日常で威圧的なものが好きだ。作家をあげるならゴッホ、ダリ、ロートレック、岡本太郎とかね。草間彌生さんの作るものも昔から気になっていて、ああルイヴィトンとコラボしたなあ、ああ銀座シックスに作品が展示されたなあ、大規模な展覧会をやったなあ、と追いかけてはいたものの、なかなか実際の作品に触れる機会はなく(青森の十和田美術館の野外にあるキノコは見たよ! とても好き!)今に至る。だから草間さんの作ったものと対峙出来ることが嬉しくて、草間彌生美術館への道のりもとても楽しいものだったよ!

草間彌生美術館
美術館外観。

インターネットで購入する美術館チケットの購入メール、案内メールはほぼ全て丁寧な英訳がついていて、だから大方予想はしていたんだけど、私が行った日に同じように美術館を訪れていた人、ほとんど外国の方! 中国語と英語と韓国語と、あと何語なんだろう? ドイツ語? が飛び交う空間になっていたよ。

入場者はまず入り口でバーコードのチケットを見せて、腕に小さな丸いシールを確認のために貼って館内を回る。シールは濃い緑色に「y」の一字。YAYOIの「y」よね、きっと。



まだ新築に近い美術館、こぢんまりした建物で、1時間くらいで全部見て回れる感じ。基本的には2階、3階、4階、5階(屋上)と階段で上がって行って、帰りはエレベーター使用の一方通行。まず2階と3階がドローイングと水彩の展示。階段を登って行くと大きな作品が視界にだんだん入ってくるので思わず「おおっ」と声が出たよ! 見るものを圧倒する色彩と、彼女の絵に独特の水玉や網目の模様。今までたくさん彼女の画集なんかは見ていたんだけど、まあ彼女の作品に限らないんだろうけど、やっぱり本物を見ると違う。印刷物はどうしても平面的になるからね。本物の草間彌生さんの絵には、もっと凹凸があって、筆致がリアルだった、そしてそれが独特な強迫感や威圧感を生み出しているのだと思う。しかし、あの繰り返される網目とか、水玉とか、彼女いったいどこから描き始めているんだろうね? 最初の一筆はいったいどこなんだろう? 私はそんなことばっかりが妙に気になってしまったよ。

そして4階! 私、この4階の展示が見たくて来たの! 絵画よりも立体作品の方が断然好き!

かぼちゃ1
無限のかぼちゃルーム。

かぼちゃ2
世界の真ん中で愛を叫ぶ。(かぼちゃに)

かぼちゃ3
嗚呼、愛しのパン・プー・キン。

このお部屋、1回6人ずつ、2分の入れ替え制で、最初に入ったときあまりにもおもしろすぎて、作品の周り全体を歩けないまま終了したので、あとで人が引いた頃にもう一回行ってずーっとかぼちゃを鑑賞。無類のかぼちゃ好きと思われたものか、部屋の外で人の入れ替えをしていたスタッフの方に「2分たちましたが、誰も次に並んでる方がいないのでもっといますか?」と聞いていただいて、そのままずーーーっとかぼちゃ祭りをしました。照明が一度落ちて、ふっと不安になったところで、まるで道しるべのように、また次々と光の灯るかぼちゃ……うつくしすぎるぜ……。これはあれだ、おとぎ話とエログロナンセンスの融け合った世界。妖精と精神の闇の世界。

そして天気の良かったこの日、5階の屋上に鎮座ましま……真島……? いや、まします。

でかぼちゃ1
かぼちゃーーーーー!!

でかぼちゃ2
持ち帰ってリビングに置きたい。(おいおいベイビー、そんな広い家に住んでたかい?)

5階はこのほか、草間彌生さんの書籍、画集が展示されている(手にとって閲覧できる)資料室がありましたよ。



……決してその見方が正しいとは思っていないし、これから他の作品を見て変わることもあるのだろうけれど、今回草間彌生さんの作品に直に触れての私の感想は、実に凡庸ながら、この人にとって世界は実際にこう見えているのかもしれないなあ、というもの。それは私のような凡人には想像もつかないことで、でも、自分に想像もつかないことを安易に否定しちゃいけないことだけはわかる。草間彌生さんは子供の頃から幻聴や幻覚に悩まされて来たようだから、その「恐ろしいもの」を、医者が病気の部分をメスで切って体外に出すように、メスの代わりに絵筆を握って、自分の体外に放出して少し安心する。ミラールームにかぼちゃを閉じ込めるというのも、何か暗示的な気もするし。鏡の中でだけかぼちゃは増殖するけれど、それはシャーレの中で細菌が増えるようなもので、隔てられたこちら側では決して私に悪さはしない。そういう医者のような感覚から彼女の創作は始まっているのかなあ、とか、ぼんやり考えた次第です。日常の中に非日常が入り込むのって、そわそわして、それだけで一気に不安になったり、おもしろくなったりするよね。草間彌生さんも結構早い時期から家具を作っておられるようだけど、芸術家のその気持ちはすごいわかる気がするな。日常を揺るがす起爆剤みたいなものを、便利とか、簡単とか、無難なものとか、そういうもので溢れかえってる生活の中にぶっこんで、みんなをドキドキさせたい。岡本太郎さんなんかも、おもしろい家具を作ったりしていたしね。

そういえばロックンロールも日常の起爆剤でした。草間彌生さんは御歳89歳になられたそうです。いまだに精力的に創作活動をしていることがほんとうにすごい。あの製図コンパスに似たボーカリストとか、バンダナ野郎のギター弾きにも老骨に鞭打ってもらって、まだまだ日常の起爆剤として素敵なロックンロールを聞かせて欲しいですね! そういえば、発表された対バンは長野県松本市の開催のものがなかった? 長野県松本市といえば草間彌生さんの生地で、松本市美術館ではいま素晴らしい草間彌生展をやっているはず。もし時期が合えば、ぜひ訪れてください、遠征のみなさん!


草間レシート
美術館1階にすごい小さいけれどお土産屋があって、そこで買い物したらレシートも草間ドットでした。いいねー!

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

Calendar

« | 2018-09 | »
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

Monthly

Categories

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Appendix

ましま にあ

ましま にあ

Hey ho,let's go!

ましまにあと直接連絡を取りたい方は
mashimania(´・ω・`)hotmail.co.jp
(´・ω・`)を@に進化させて下さい!

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。