ハ ウ リ ン キ ャ ッ ツ

 五線譜という名の線路を辿り、きみと奇跡を探しに行こう。

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映画紹介「アフタースクール」


ともかくもいまノリにのっている三人の役者、大泉洋・堺雅人・佐々木蔵之介を揃えて映画にした監督・内田けんじを褒め称えたい。諸君、私は大泉洋が好きだ。堺雅人が好きだ。佐々木蔵之介が大好きだ。いいじゃあねえか、脚本がどうだって。と、完全に役者目当てで観にいったこの映画、思わぬ収穫、ミスリードをじょうずに誘う佳作の一本でありました。


母校の中学校で教師をしている神野(大泉洋)のもとに、ある日同級生だったと名乗る探偵(佐々木蔵之介)が訪ねてくる。探偵は神野の親しい友人である、これも同級生だった木村(堺雅人)の行方を捜していた。神野は探偵に協力し木村を探すことにするが、事態は思わぬ方向へと進んでいき……ああ、こういうどんでん返しがある作品のあらすじを書くのは難しいなあ。さらりと流れていくセリフのひとつひとつに妙が凝らされていて、見ている人が「引っ掛け」られるようになっている。いかに自分が普段、映画というものを思い込みで観ているかということがわかりますよ。とにかく一筋縄ではいかない作品なので、みなさんご用心。102分という時間のなかでは、大変によくまとまっていると思います。


どんなに深刻な役を演じてもどこかに明るさやこっけいさを滲ませる大泉洋、育ちの良さゆえか荒んだ役をやっても身のこなしが芯から下劣にはならない佐々木蔵之介、いつも照れ笑いをしているようなのに案外に押しの強く不気味さを漂わせる堺雅人、それぞれの持ち味をよく活かして微妙なトライアングルの上で物語が転がっていく。これ、明らかにまず役者ありきで書かれた当て書きの脚本のような気がするなあ。
映像というのは文章や音楽に比べて雄弁だと思っていたけれど、その雄弁さは主に受け手の勝手な理解の上に成り立っているのだな。

物語の筋にはさすがに短い映画なのでやや荒い部分もある。国家権力とか政治家の汚職とか、海外ドラマなら銃撃戦が起こりそうな問題をわりと一般人のレベルで小さくまとめて、話が大ごとになりそうなところは流してしまっているところが気になり始めると、中途半端な映画で終わってしまうかも。

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