ハ ウ リ ン キ ャ ッ ツ

 ロックンロールであそぼ。

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五線譜上の奇跡

5月6月7月8月と、1本ずつしか更新できてないじゃないの。1ヶ月以上更新がなくて、広告が出ちゃうの、大っ嫌いなんだけど、きょうこそブログ書こう! という身のうちのたぎる思いと肉体的な充実がうまく噛み合ない。いろいろいっぺんに出来ないんだ。ほとほと自分の不器用さにあきれ果てる日々。子供を育てながら資格の勉強したり、料理も手の込んだものを作ったり、そういう女性になりたかった……。私は、独身の頃はゆるふわカールのマカロン好きで趣味が食べ歩きの女の子になりたかったと憧れ、結婚して子供が出来たらまた別のタイプに憧れ、無い物ねだりというよりも、自分にないものが多すぎるんじゃないのか? 

ライブライブ、ライブに行きてぇヨゥ。あれこれ行きたいライブがあるのだ、ぜんぶチケットを一応申し込んでみたりして、うっかり当選して、喜んでいいんだか、結局手放すことになる可能性の方が大きいんだから悲しむべきなのか、よくわからなくなっている。この感情は、ステンドグラスに似ている。私のライブに行きたい、という思いだけがきらきらとまっすぐにいろんな色をちりばめた名前のない感情を照らしている。不思議なのは、それでも心の中が嫉妬やひがみに満たされず、ほのぼのとあかるいことだ。この明るさを私に運んでくれているのは、やっぱりエイトなんだろうなあ。今までだったら、この嫉妬とひがみの固まりのような私が、ライブにたくさん行ける人に対して、醜い感情を抱かないわけがないものな。

そのエイトですが、もうすぐ1歳3ヶ月。一瞬も休まずに遊び狂っています。朝起きたら勝手に引き出しをあけてDVD(私の大事なクロマニヨンズの)をキッチンに運び込み、からのペットボトルを持って部屋中をお散歩し、テーブルの上に置いてあったケータイを取っていたずらし、ソファーの上で跳ね、窓の外の電車を観覧し、お風呂に入り込んで水をじゃーじゃー出し、いま寝ています。お願いだからもう少し寝ていてくれ。

部屋中がまいにちまいにち強盗に入ったみたいになるもんで、さっぱりギターが弾けません。愛しのジョニーなんか出してこようものなら、エイトの格好のおもちゃだよ。何をされるかわかったもんじゃない。ずいぶん弾いていないので、もはやリンダリンダがちゃんと弾けるかどうか。わあそれってほとんど初心者じゃん。これから弾く人と一緒のレベルじゃん。エイトがもう少し育ったら、ギターを習い直したいです。

つい最近、また引っ越しをしたのですが、そのどさくさにまぎれて昔々買ったハープを発見しました。ハープなら危なくないし、それほど高い代物でもないのでエイトのおもちゃにされても平気だろうと、このところハープを吹いています。きっとヒロトスキーだと吹いている人多いね。
やってみたら難しくて、いまキラキラ星で詰まってる! 単音が綺麗に出ないね! しかし楽器というのは、なにも出来ない、わからないときがいちばん面白いな。Cのキーのハープなので、名曲too much painくらいを目標に、もうちょっとがんばりたいと思います。せめてキラキラ星は吹きたい。エイトを喜ばせる童謡の2.3曲はレパートリーに加えたい。ハープをやっている方、Cで吹けるクロマニヨンズの曲があったら教えてください。そのうち、挑戦してみたいです。やってみるとわかるけど、ヒロトさんってほんとにハープうまいんだなあ。

ハープって吹くときと吸うときと違う音が出る、ということに改めて納得して、あっまたドとレと間違えちゃったよ、なんてやってるうちに、この楽器はライブのときの自分に似ているなあ、と思ったよ。いつも私は、クロマニヨンズのライブのあの渦中にいるとき、自分がキャー! とステージの上の彼らに声を上げるとき、だいすきな歌を一緒に歌うときはもちろん、人いきれの中で絶え絶えで息を吸っているとき、なにも叫んでいないはずのときも自分がすごくでかい音を出しているような気がしていた。ライブが終わって思い出すと、そんなわけはないのに、息継ぎも何もしないで、ライブの最初から最後まで、とにかく始終、叫んだり何かわめいたり、音を出しているように感じられる。息を吸っても吐いてもまっすぐに音が出るハープみたいに、私はライブのときまるで呼吸するように共鳴している。私の視線の先には9割9分、まるで押しピンでそこに貼付けたようにかのバンダナ野郎がいて、私は始終、いろんな音を出しながら、彼を抱きしめたい気持ちでいっぱいだ。いま思い出すと、私が実際にクロマニヨンズのライブに通い始めたケイブパーティの頃から今に至るまで、そして映像で見たブルーハーツの頃やハイロウズのライブまで、万華鏡のように真島さんの姿はどんどん移り変わりながら分裂して輝いて、若くて壮絶な美少年だった彼も、年をとっていい感じに枯れてきた彼もいて、そのなかに、いまはどうしてだか、時々小さな子供の頃の彼の姿さえ見える気がする。少し照れた様子で、案外にきちんとした服を着せられて、きらきらと黒い目のちいさな真島さん。そんな姿を自分の記憶の中に見つけてしまうと、私は、ああ私は相変わらず気が狂っているのだ、と思う。そして少しだけ笑う。気が狂っているというのは、ずいぶん素敵なことだな。

そんなとき、やっぱり私の心の中のハープはけたたましく鳴り響き。

息継ぎなんて必要ないぜ、とばかりに、吹いたときだけじゃなく、吸ったときも高らかに響く和音。


ドミソとレファラと、五線譜上の奇跡が、きょうも私の中を呼吸とともに、力強い汽車のように駆け抜けているんだぜ。


ロックンロールのど真ん中。

元気です。


自分はロックンロールとほど遠いところにいるような気がしていたけれど、もしかしたら台風みたいに、ロックンロールの真ん中にも「目」があって、そこは変に凪いだりしているのかもしれません。

だとしたら、ここがロックンロールのど真ん中。

まいにちまいにち、ただ生きて行くのに必死なちびっこい人と生活をともにして、手をつないで、同じものを見ています。なるべく丁寧に、やさしいことを心がけています。

エイトは歩けるようになりました。

あるく

ひとりでどんどん歩いて行っちゃうんだもの。きみの成長は嬉しいけれど、ちょっとさみしいよ。

あるく2

もうすこしゆっくりおおきくなってもいいんだよ?

あるく3

でも、少し離れれば、かならず振り返ってにっこり笑うきみの笑顔は、夏みたいにまぶしいなあ。


ステージの上のあの人みたいに素敵だよ。


ハッピーバースデーどらむすこ!

エイトが!
6月1日で!
1歳になりました!!

ここまでの1年、実にロングワインディングロードだったような、F1が過ぎ去るくらいのはやさで過ぎたような、時間の感覚がおかしいことになっています。ライブでもそういうときがあるけれど、すごく楽しいライブって、ライブ全体はね、うわあ、もう終わり? って思うじゃない? でも、例えばマーシーの胸を伝う汗とか、ヒロトさんがハープを口に持って行くまでの仕草とか、そういうのが記憶を引っ掻いて、いやに長い時間みたいに記憶されることがあるでしょう。エイトの笑顔や、初めて拍手したとか、ハーイって手を挙げたとか、そういう刹那のひととき、私はそれをきれいなビー玉みたいに心の中でぎゅっと固めて、永遠に変えている自分を感じるよ。永遠って人が作れるのかもしれない。人は永遠の魔法をちゃんと知っているのかもしれない。私の心の中には、いま綺麗なビー玉がいくつもいくつもあって、さらさら涼しい音を立てて、いつでも転がってはちかちか光っているんだよ。

変わるというのはいいことだな。やっぱり変化しなきゃいけないんだ。その変化が否応無しにくるものなのか、自分で選べるのかなら、私はやっぱり自分で選びたい。ヒロトさんは、ほんとうにまっとうだ。「変わらないものなんてなにひとつないけど 変わるスピードが違ったんだな」そう、問題は変わるスピードだ。ただ手をこまねいてまわりが変わって、仕方ないから自分が変わるのを待つのか、自分から変わろうとするのか。私は、エイトを産むまでわりとぼんやりして、めんどくさがって変わろうとしない人間で、いまでもそういう良くない部分があるけれど、エイトのことだけは何もかも正解だった。素晴らしい体験だったし、それがまだまだ続くということに興奮しっぱなしだ。そして、今の私は「変わりたい」と切実に思うことが出来ている。それだけでも、まずは大きな変化だ。

よく言えば、今までの私は自由で、無我夢中だった。やりたいことをやった。でも、責任は放棄していた。明日のことなんてあまり考えなかった。周りの人のことも、仕事のことも考えなかった。問題はそのことを自分で「ちょっとかっこいい」風に勘違いしてたところだ。将棋で言えば、成らずに歩のままで敵の陣地に飛び込んで行ったようなものだ。もちろん、よく考えた上でのそういう生き方もあるとは思うよ。でも、私はとにかく、成りたくなかっただけだ。だって、成ったら成ったなりの責任が出て、もっといろいろ考えて動かなきゃいけなくなるし、ほかの駒の動きも見なくちゃいけなくなる。成らないなら身軽で、ほかに迷惑もかけないから、自由でいいし。
そうやって成らないでただ一直線に進む歩に憧れたりする人もいるし、そのがむしゃらな動きを賞賛される場合もあるんだろう。でも、いま、私は成りたい。このままではいられない。必死で成って、成金に返って、違う進み方や、違うものの見方を手に入れたい。もっともっと魂を磨きたい。責任を持った、ちゃんとした一人前の大人になって、エイトに恥ずかしいところを見せたくない。


変わらないものなら、もう、要らない。変わり続けて良くなったものを、私はもう一度この手に握りしめよう。
人間、あんがい簡単に強くなったり弱くなったりできるもんだな。


こないだ、エイトがつみきで遊んでいるのを横目に久しぶりにぼんやりテレビを見ていたら、大阪で母子が餓死したというニュースをやっていて、もう、どうしようもなく胸が詰まった。いままで自分勝手きわまりない歩兵で、そんなやわな感情を鼻で笑っていたはずなのに、私はとても安易に、同情し同調してしまった。亡くなった子供は3才だった、どんなにおなかが減って泣いただろう。もしもエイトがそんな風になったら私はどうするだろう。母親の方だって、子供が泣いていて心が痛まなかったはずはない。きっと自分を責めたろう。何度、ごめんねと言ったんだろう。寒かったろう、夜は怖かっただろう。なんで誰も助けられなかったんだろう?

ものすごく、弱くなった。弱くなってしまった。骨粗しょう症の大腿骨みたいに感情がモロモロだ。これからも、いままでどうとも思わなかったニュースで、あっけなく泣いてしまったりすることがあるんだろうなあ。それはいいことなのかなあ。それとも、いいことでも悪いことでなく、それもまたただの変化なのかなあ。わかんないや。

おっと、エイトが1歳になったというご報告から、ずいぶん脱線したね。1歳坊やへのバースデープレゼントには、リズムポコのドラムセットをあげたんだよ。ここのおもちゃが好きなんだ。木で、優しくて。夢中でドラムをたたくドラムスコ、いま、勝治に絶賛変化中の1歳児、エイト坊や! ジャーン!

ドラムスコ。

明日あさって、渋谷で奴らのライブですね!行かれる方は、どうかどうか楽しんで!

5月の風にはロックンロールのにおいがしたんだぜ。

ロックンロールには誠に良い季節。やあ、みんな、元気? クロマニヨンズのホール巡りが決まったってほんと? 情報にやたらうといこのごろです。極端なんだ、昔から。とにかく何でもかんでも、いらない情報まで必死で収集してしまうか、全部わからなくなるほど放っておいてしまうか。適度ってことがよくわからない。しかも、どっちにしたって極端すぎてあまりいい結果が出ない。収集しすぎた情報というのは選別しなければただのゴミだ。でも、今の私はクロマニヨンズのツアー情報にとどまらず、世間的なニュースに関してもあまりに何も知らな過ぎるって思う。適度って難しいな。

エイト、もうすぐ1歳です。この1年、ものすごく彼とべったりして生きてきました。いまはまだ渦中だけれど、あとで考えたら、もしかしたら私の一番いいときというのは、この1年にあったと思い返すのかもしれません。いまのエイトはつかまり立ちとハイハイで高速移動、私の後を追いかけ回してトイレまで入ってくるプチ☆ストーカーです。不幸にして男子にこれほど好かれ追っかけ回された経験がないので、ちょっと嬉しいです。しかもイケメン(私調べ)。あっ、いや、エイトはね、世間一般に見るとそんなにすごく可愛い! ってタイプのお子さんじゃないんだけど、うん、目も一重だしね、髪も薄いし……でも天然ネコくちで生意気キュートだし、肌も綺麗だし、スマートで背丈があるし、これはもしかしたら将来かなりのかっこいい子になるんじゃないかしら(私調べ)。それにしても、日に日に人に近づいて行く彼に脅威を覚えているよ。

何人かの友人が、この夏に子供を産みます。みんな、元気でいいお産を、と祈っています。私は多くのことにおいてまだまだ若輩者で確実なことは言えませんが、それでも、こどもは素晴らしいです。もし機会があるなら、産むと本当に面白いと思います。
べつべつの人格になってからもう1年近く経つのに、いまだに私とエイトの間にはなにか強く深い「糸」のようなものが繋がっている気がして、それは例えるなら、エレキギターとアンプのような関係なのです。私はアナログな人間なので、マイクもエレキギターも、もちろんレコード機材やipodもちゃんと線でつながっているものの方が何となく安心できるのですが、私とエイトもシールドでがっちり結ばれているように思うのです。私のイメージの中では、そのシールドはましまさんのシールドみたいなしなやかでまっすぐなものではなく、ねじねじのコイル状で、これはたぶんウィルコ・ジョンソンのギターに肖っているのでしょう。エイトのあのちいさな体はほんとうに楽器のようで、空を見てはこころの弦をふるわせ、花を見てはふるえ、あらゆる世界に共鳴しています。それを増幅しているのが私で、エイトの心の震えを感じ取ったとき、私もふるえ、エイトと同じように感じ、叫び、彼の喜びや悲しみをふたりで抱きしめたいと思うのです。そういえば、エイトは私の最愛のギター、SGのジョニーにどこか似ています。ちょっとやんちゃで、トンガっていて、私の手に負えないところもあり、時々デレデレで、まだまだ成長過程です。実に可愛い。

クロマニヨンズのライブになかなか行けず、レポートなんかももちろん書けないので、ろくでもない更新をしてみました。でもたぶん、彼らのライブはいつも通りかっこいいのだろうし、元気にワハハワハハと言いながらかっ飛ばしているのだろうな、と信じています。ああ、ライブに行きたいなあ、と、愛しのましまさんの笑顔や、その横にいたような気がするヒョロヒョロの歌に胸焦がれ、夢に見る日がないわけではありませんけれど、ライブに行けなくてもこんなにすばらしい日々を送れるものなのだなあ、などと、いまは割合のんきなものです。全国のヒロトスキーやマシマニアたちはどんなふうに暮らしているのでしょうか、ライブ行ってる? 
そういえばこないだ、ヒロトスキーとマシマニアっていうのはどこから来てるんですか? ニアさんの造語ですか? って質問のメールが来て、返事を書いたらまたうまく送れなかったんだけど(どうも最近そう言うのが多いな)、大学時代に私のまわりでは「オフロスキー」みたいに「〇〇好き」をのばしてロシア人の名前風に発音するのが流行ったんだよ。それでこのブログで何とはなしにヒロトスキーって書き始めたんだよ。だから真島さんの方はマシマスキーでも良かったんだけど、マシマニアはちょうどマニア、になるから、二重の意味でいいなあと思ってそう書いたよ。だってぜんぶ同じように「〇〇スキー」とか「〇〇マニア」じゃダッセェじゃん。コビシタンとかカツジストっていうのも書いたことあるけど、思ったよりいろんな人がハウリンキャッツでこういう言葉に馴染んで使ってくれたのは嬉しかったよ。こんな返事でいいのかな。

というわけで、なかなかメールの返事も書けず、書いたと思えば送れずに自分のところに戻ってくる昨今ですが、あきらめず、私はここでどうにかこうにかがんばって行こう。私とエイトががっちりと繋がっているように、きっと私とクロマニヨンズ、そしてもちろん、私ときみもしっかりと繋がっているんだろう。そう、まるでエレキギターとアンプのように。素敵にいかしたでかい音のあのエレキギターを、美しき我々のハルカナヤマ、富士山と同じくらい大きなアンプに突っ込んで、やろうぜ、騒々しい笑い声のロックンロール。5月の空に響け、ロックンロール。

邂逅(そして、新しい旅)

朝もやの立ちこめる橋の上でなつかしい友人にばったり出会った。子供のとき以来会っていないはずなのに、彼は昨日も会ったみたいにごく自然に「やあ、元気?」と聞いてきた。

ずいぶん久しぶりだね。

「そうだね、でも、また会えた」

こんなところで会えるなんて思わなかった。

「そう? ぼくは、きっとまた会えると思ってた」

私ね、子供を産んだんだよ。

「知ってる。待ちかねてたよ。エイトが来たら、きみはきっと、またぼくをここに呼ぶだろうと思ってた」

濃い朝もやは、ミルク色。しっとりと重く、まるで魔法みたいに、私と彼の間に流れて行く。いまの私の肘くらいまでしか身長のない彼と、その昔、手をつないで大冒険に出かけた日のことを私はふと思い出す。船に隠れてみかん島に渡った朝、波止場には確かこんな風にミルク色の深いもやが立ちこめていたのだった。彼と行った数々の大冒険に心がぐっと詰まって、私は衝動的に言葉を紡ぐ。

おぼえてる?

「おぼえてるよ」

ほんとうに?

「なにひとつ失われたものなんてないよ。ぼくも、きみも。だいじなものって、そうそう簡単には無くさないんだ。ただちょっと、旅に出たりすることがあるだけさ」

私、遠くへ行って、そしていま、あなたのところへ戻ってきたのかな?

「きみも、ぼくもだよ。また会えた。もしもいま、何かをなくしてしまったかもしれないときみが思っていたとしても、それがほんとうに大事なものなら、永遠に失うなんてことはない。きっとまた、こうして出会うことが出来るんだ。ほら、ごらんよ! 新しい船だ!」

振り向くと小さな美しい金色の船が、遠くの岸辺でもやい綱を解くところだった。

「あれがぼくたちの船だ。さあ、大冒険に出発しよう!」

私たちを祝福するように、ばらばらと、ももいろの棒つきキャンデーの雨あられ。


絵本の13ページと14ページの間でずっとずっと私を待っていてくれた、古くからの友人の名前はエルマー・エレベーター。私とエイトは、リュックサックを背負って、これから彼とりゅうを探す旅に出ます。きっと、私だけでなくほかの誰かの親友でもある、素敵な素敵なエルマー・エレベーター。優しく勇敢で、いつだって小さな私の憧れだっただいすきなエルマーに、エイトを得て再び巡り会えたことが、私は本当に嬉しい。

「コウモトヒロトくん? 知ってるよ」

彼もぼくの最高の友人だよ、そう言って、エルマーはへたくそなウインクをしたんだよ。

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